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1話 私の前世は悪役令嬢だと?

こんにちは!

美久那 亜希です!

今回の作品も読んでもらえるとありがたいです!

 突然頭に強い激痛が走る。「頭に何かがぶつかったな」と考えていると、頭の中から知らない記憶が出てきて、そのまま私は、気を失ってしまった。

 私は夢を見ていた。中世のヨーロッパの武道会の中で、一番きらきらと輝いている人がいる。彼女は、ミーロナ・レント・クローズというクローズ侯爵の令嬢であり、今で言う悪役令嬢である。

彼女は、自分の目的を叶えるためには、何でもした。殺人、脅迫、冤罪などさまざまな所業を行った。しかも、彼女は、あらゆる才にも恵まれていた。国一番の知恵、話術、人心掌握術に長けており、その力であらゆる非道な行いをした。

 彼女は、途中まではうまくいっていた。あらゆる功績を認められ、王子とも婚約が成立していたが、王子に彼女の非道な所業がバレ、処刑されることになった。

 なぜ私がこんなに細かく説明できるかって?

  それは彼女が私の前世だからである。

 私の名前は、ミーロ・レント・近衛である。つまり私の前世とは直系のつながりがあり、私のご先祖様でもある。彼女のことは、父から聞いたことがあったが、それがまさか私の前世とは・・・・

一旦考えるのをやめて、目を覚ますことにした。

倒れてからどのくらい経ったのかわからないが、体を起こすと、そこには使用人の花蓮がいた。

 「奥様!ミーロ様がお目覚めになりました。」とびっくりした顔で叫んでいた。

 部屋に勢い良くこちらの部屋に向かってきてものがあり、扉が思いっ切り開いた。


 「ミーロ!?大丈夫?」と私の母である明見が私に聞いてきた。明見の顔は、真っ青で私のことを心配するような目で見ていた。確かにまだ5歳の子供が頭を打ったのであれば、親は心配のはずだと私は思った。

「お母さま、私は大丈夫ですわ、軽く頭を打っただけなので」


「大丈夫なのね、本当によかったわ。ミーロが倒れたと聞いて、仕事全部放り投げて急いで帰ってきちゃったわ。」と母が照れながら言う。


「私は大丈夫なので、お母さまは、仕事に戻ってもらって大丈夫です。花蓮もいますし」


「本当に大丈夫?」と心配そうな顔で聞かれた。少し鬱陶しいと感じたので早めに戻ってもらうことにした。


「お母さま私は大丈夫ですわ!頭打ちましたが特に問題もありませんし、だから大丈夫です。」と満面な笑みを向けた。こうすればたいていの人は、「本当に大丈夫」と考えるはずだ。「早く仕事に戻って私を一人にしてください」と思った。


「わかったわ、大丈夫そうだし、私は戻るわね、もちろん何かあったらすぐに連絡してね、夜までには帰ってくるから、花蓮の言うこと聞いて安静にしときなさいよ。あと花蓮よろしくね。」


「わかりました。奥様」と花蓮が答えると明見はすぐに家を出っていた。さっさと出てくれたことは、うれしいがなぜか少し悲しい。「子供の体だから、親がいないと寂しいのかな」と思ったが、今私がすることは現状を知ることだと私は思ったので、タブレットで現代の知識について知りたい思い勉強を始める。


読んでいただきありがとうございます!

まだまだ投稿を頑張っていきたいのでよろしくお願いします!

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