働くのにタバコは欠かせない
電車に揺られながら睡眠をとっていたケンシロウは、電車がガシャンと停まった音に驚いて、飛び起きた。
「あー、びっくりした。いつの間にか電車に乗って、いつの間にか眠りに落ちていて、いつの間にか、、、、、ってここはどこだ?!」
ケンシロウは、マダガスカルに到着したことに気が付いた。
すると、ほかにも遭難者がいることに気づいた。
なんだか聞き覚えのある声だ。
「ど素人がいきってんじゃねーよ。サバイバルってーのはな、命がけなんだよ。」
ケンシロウにやられた(もしも、北斗の拳がゾンビの世界だったらの最終回をお読みください)ゾンビたちは、マダガスカルに飛ばされていた。
「って、お前誰だ。ま、まさかケンシロウ?!」
そこには、ガリガリにやせこけたガリガリケンシロウが立っていた。
「ひゃーひゃっひゃっひゃっ。なんだお前ガリガリじゃねーか。いかにも遭難者って感じだな。」
ケンシロウは、弱っている体をひきづりながら、自分がしゃべりかけられていることに気が付いた。
「ん?おれか?!俺の名前は、金欠 赤字だ!!」
そんなケンシロウの言葉を無視して、サバイバーたちはタバコを吸っていた。