表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無能の賢者がまかり通る。  作者: 斉藤よっきゅん♪
29/30

無能の賢者、結果として参戦しない

今回の無能の賢者は?


 爆炎の賢者だ、機知の賢者の必殺技が炸裂する今回、ついでに俺もカストールとの闘いに決着をつけるかも?


 気にいったひとは、ブクマよろしく!

「くらえ!剣聖継承奥義!」


 機知の賢者に向かって、マイセン=カシメロは言った。


「いや、お前斧じゃん!?」


 斧にまとわりつくオーラに淀みがなくなった瞬間。


草薙くさなぎ!!」


 下から斜め上に斬り上げ、バレンタインの腰のあたりからはいり、カシメロの肩辺りに抜けた。そのままさらに、カシメロを縦に切り裂いたところで、斧に付いたオーラが消えた。


「確かに私も思ったけど、使えるんだから、使うよね」


 すぐに迅速が横に来た。


「すごい、継承奥義…斧なのに…」


「自分でも思ってる」


 これは、しばらく言われる覚悟しないとイカンやつや!


 無能が、走り込んで来ながら叫んでいる。


「ヘビ女生きてるぞ!」


 復活対象のモンスターが死ねば、通常、黒い霧となって肉体は消える。現にマイセン=カシメロは消えたが、バレンタインは消えていなかった。


「シャー!」


 飛びかかるバレンタインに、無能が後ろから抱きつき、迅速がショートソードで仕留めた。


 消えていく、バレンタインの黒霧の中、迅速は聞いた。


「助けは、いらなかったかかしら?」


 微笑んで答える。


「たぶん…私の勘がそう言っている。」


 雰囲気と言うか、立ち姿が変わった。今は、治癒の賢者よりも上に見える。


 実際に、機知の賢者ことライラ=フランチェスカは、超上位職への覚醒、剣聖継承奥義の取得、幹部二人の経験値ほぼ丸ごとを得て、蘇生時間24時間を超える、デイ・タイムホルダーになった。


 これから先、ライラと共に賢者が死んだ場合、ライラを先に蘇生してしまうと、もう一人は死が確定する。


 無能とは逆の責任が発生する。


 簡単には死ねないという責任である。


 その場にいる治癒、迅速、機知の3人は、その重さを理解し、単純に祝福という空気ではない……が!


「なんじゃコリャ!?」


 無能は違う世界線にいた。


「オッパイが蛇の感触だったぞ!きも!」


 昔キリエ(迅速の賢者)に触らされた蛇とか爬虫類の感触にソックリたったぞ!!


「アンタバカ〜!?あの状況で何やってるのよ!」


「うるせぇキリエ!お前に爬虫類とか触らされたせいで、あの感触苦手なんだよ!」


「人のせいにするな!アンタが元々苦手なだけでしょ!少しは成長して、苦手の一つも克服しておきなさいよ!」


 二人の姿に、機知の賢者が微笑ましさを感じている時、もう一つの戦場も、決着を見せていた。



 魔断の壁の湖では、魔具の跳ね飛ばした、魔王軍幹部カストールの首が、宙を舞っていた。


「ここからだよw」


 魔具は飛び掛かり、おおきな巾着袋を被せ口を縛った。


「流石は.伝説のオスカー=カストール…といっておこうかな…グフッ…」


 魔具の体が、再び光となって消える。巾着に納めることには成功したが、触手のカウンターで心臓を貫かれた。


「爆ぜろ!」


 一瞬、指揮系統を切り離されて、統率の乱れた体を、爆炎が吹き飛ばすと、その付け根、体と胴体を繋ぐ当たりに、複数の脳と心臓が見えた。


「伝承通り!」


 再び、爆炎を叩き込むと、順次八本ある足が、霧と変わっていく…そして、爆炎で宙を舞うカストール袋が、空中でピタリと止まった。


「最後のカストール!俺の能力は圧縮だ!他人の魔力が入ったものは、圧縮しにくいが!その巾着はイケる!!」


 巾着全体のサイズそのものが縮小していくと、まずハッキリと顔の形に張り付き、次に、鈍い砕けるような音がして、まん丸くなり、さらに圧縮が進むと、巾着の口の僅かな隙間から、黒い霧が勢いよく吹き出していった。


「流石は…伝説のカストール…」


 魔具の賢者の作り出した足場の下から、カストールの触手の一本が、爆炎の賢者に刺さった。


 足場が崩れ、カストールの魔法で大地が盛り上がる。


 水面に浮かぶ、土俵のような地面の上で、一本の触手から、徐々に再生を始めている。


 脇腹に突き刺さ触手が、心臓に届かないように、強引に握って防いでいるが、体を持ち上げられ、距離をとることができない。


「クックックッ…使わせてくれるかw」


 爆炎の賢者は、口から血を垂らし、笑いながら脇腹に刺さる触手を吹き飛ばしたが、絶命は必至の致命傷になっている。


 しかしその笑みは、絶対の自信と狂気を帯びていた。


「いくぞ…決戦奥義…」

次回の無能の賢者がまかり通るは?


剣聖継承奥義『草薙』です。


 全てを、草をなぎ倒すが如く、サクサク切れることから、この名前になりました。


 闇属性の僕ですが、闇は光の放たれるような、弾く感じはなく、むしろ惹きつける効果があるので、吸い寄せられる斬撃になるのが特長です。


 さて、次のお話は?


もわもわもわ〜


シャッキーン!


ズル…ゴトッ…


そう言えばシャッキーンは、誰か使ってましたよね?


じゃ~んけ〜んポン!


僕が思い浮かべたのは『グー』でした。


勝った人もそうでない方も、よいお年を〜\(^o^)/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ