無能の賢者、目隠しを上手にしない。
今回の無能の賢者は?
今回も活躍のないクロイツ=シュバルツ=ローゼル=シュタイルです。
ライラやキリエがメインの戦闘回となっております。
次回は活躍予定なんで、それまでにブックマークヨロシクな!
「一応、私も相性悪いでしょ?」
大理石の床は、カルデラのトゲで削れまくっていた。余裕の笑みで機知の賢者を見下ろす。
「確かにショートソードじゃダメみたいね」
機知の賢者は、おもむろに、ファイヤーをカルデラに放った。
なにも言わずに、ターンして、背中のトゲで、ファイヤーを弾き消す。
「とりあえずは、半殺しを目指しましょうか…」
カルデラの攻撃パターンは、転がりながらの突進、背中や肩でのチャージ、あとはハリ飛ばし、それを殺さないように、手を抜いて単調に繰り出して来るが、魔法も短剣も通じないし、トゲトゲを殴って平気な程、コブシも強くない。
「そろそろね」
右のショルダーチャージ、左手でトゲ飛ばし、ターンしながら背中でチャージ、右で顔にトゲ飛ばしながら、左で右下にトゲ飛ばし。
「グッ!!」
なんとなく機知の左ひざを貫いた。
「単調な攻撃って、やってる方も楽だから、見る余裕があるのよね…」
カルデラは、変身をとき、胸に布を巻いた。
「…さっ避けきる予定だったんだけどな〜」
「アナタに当たったのは、攻撃ではなく、その方向に撃っただけのもの、それにアナタが当たりにいったのよ」
「動きを読まされた?」
「私の動きが単調なら、アナタの避けも単調になる。そして勘で読まれるなら、最後はただ置けばいい」
「意図的な攻撃と違う、攻撃になる関係ない行動をしたの?」
「当たれば攻撃になる…よ♪」
長く伸びた右手の爪の一つを、機知の賢者の喉もとに突きつける。
「私の勘が、まだ平気だって言ってるんだけど?」
「出来るだけ、剣聖継承奥義の発動を待てと言われてるわ…」
少し戻って迅速の賢者は……
「やはり動きを奪うのは、正解ね」
ラミアであるバレンタインは、シミター(片手剣の一種)を両手に構えている。お互いに、限られた空間でも、剣技のみで互角に戦ってはいるが、迅速の賢者は、危機感を覚えていた。
マズイ、攻撃が通らない、上は剣で弾かれるし、下は硬くてうねってる!よほどのいい角度と力じゃないと通らない!
「カシメロは粘られていそうね、やはりまずは、アナタを殺すと、しましょうか!!」
片方のシミターを投げつけながら、急に背を向けると、バレンタインの下半身、蛇の尻尾部分が、迅速の腰の当たりにウネリを上げながらヒットした。
「グへッ…!?」
そしてそのまま一周巻き付いた。
「ここまでね、魔王様の想定通り、せっかくだから、アナタは、手足を落してさらうとしましょうかwwww」
知の賢者が言ってた…勝ち切るか死に切るか…魔王軍からすれば、復活する賢者は、なにもできなくして捕獲するしか無い。そして捕まれば、生かされるだけの最悪最低の生活しか無い…
「そうだわ、アナタはゴブリン作りのハラにして上げるwゴブリンに散々かわいいがられると良いわwwあっ、それともオークの方が良いかしら?」
私は……
迅速の双剣が赤く光る。
「死に切っても勝ち切る!!」
刺せる所なんてどこでもいい、突き立てて、例え自分ごとでも殺す!!
「ギャッッ…!!」
闇雲に、ラミアの下半身に突き立てる。
「剣聖継承奥義!フェファニール!!」
発動の瞬間、尻尾がゆるむ、その隙を見逃さずに、一気に上に駆け上がり、火柱から逃れる。
「はぁ、はぁはぁ…わたしは、勝ち切った。」
代わりの剣、ボードに付けてるはずだけど…
下から声が聞こえてくる。
「剣なら無いわよ」
足元が崩れ、再び同じ場所に落ちる。
「なッ!?」
「なんでかと言うと〜」
下半身が半分になっている。
「ラミアの尻尾切りかしらwww」
てっ、手がない…せめて剣があればいいけど…
「アナタの予備の剣は、手下が処分してるし、ナイフの類も、私が奪ってフェファニールの中に入れたかしら♪」
シミターを両手に、ゆっくりと迅速な近づいていく。
次回の無能の賢者がまかり通るは?
燃え尽きた迅速の双剣です。
本来なら、上位のジョブには、スキル武器というのがあって、破損してもスキルで自分の武器を作れます。
ただ迅速さんは上位職では無いので、まだ使えません!、早く使えるようになると良いですね。
さて、次のお話は…
シャッキーン!
シュババババ!
シュキーン!!
っの三本で〜〜す。
せ〜の!ジャ~ンケ〜ン、け〜〜〜ん!
どうでした?盾の方は防げましたね!鍛冶屋のみんなは上手にできました!勝った人の勝ちだよ!ンガクック!




