無能の賢者、誘拐に絶望しない。
今回の無能の賢者は?
迅速です。
今回の任務から、クロイツと同じチーム何だけど、機知の賢者は捕まるし、クロイツは自転車にも乗れないし、いったい、どうなることやら…
気になる方は、ブックマークヨロシクね♪
機知の賢者は、古い砦に連れて行かれた。
「抵抗を想定していたのだが、大人しいものだな」
砦の牢獄に入れられた機知の賢者に、ジェシュガンが話しかけていた。
「変な抵抗はしないで、様子を見ろって言われてるだけ」
知の賢者の言う通り、言うことを聞いていれば、何もしてこない。
自爆を警戒しているのだろうが…
その頃、無能達三人は、機知の賢者を目指して進む。
「歩いたら1時間以上だけど、これだと、どのくらいかな?」
先頭をゆく、迅速の賢者は、キックボードとスクーターを足した様な、微妙に浮いているモノに乗っていた。
「一度の補充で1時間半とかだっけ?まあ切れたら、予備のマチクがある。」
それに続く治癒の賢者も、同じモノに乗っている。
「オレの発案と協力のおかげだけどな!」
無能だけは、只の浮かんだ箱に乗って、治癒の賢者に牽引されていた。
「……あんた、自分で運転できないんだから、デカい面しないでよ」
迅速の言うことも、もっともである。
「迅速の言うのもわかる、無能って…一般人としても、通常に無能な気がするのよね」
「このクロイツ=シュバルツ=ローゼル=シュタイル!自転車にすら乗れん!!」
運動神経が壊滅的だった。
「そうなんです!私も無能の二つ名は酷いと思って、変えてもらうよう頼んだんですけど…」
迅速はイライラしている。
「あっの無能は!毎度毎度!どんな活躍も、巧みに帳消しにする!!」
「ここで無能の匠が聞いてますけど!!」
なぜかふんぞり返る無能。
「ははは…」
まえは、魔力を常に消費するデメリットがあったけど、マチク型ではそれがない、移動に魔力がいらなくなったのは、正直すごいのだが……
ふんぞり返った無能を見る。
「あっ、いらつく…」
治癒の賢者は通常にイラついた。
再び砦では…
う〜ん、気を見て抜け出せとは言われたけど、案外べったり見られてるな〜
機知の賢者には、ジェシュガンが、尋問というか質問のために、マンツーマンで付いていた。
「蘇生の賢者は何処だ?大人しく話すがいい」
あっ知の賢者に、もう一つ入れ知恵されたんだった。
「蘇生の賢者って、実はいないのよ」
「エッ!?マジで?」
「まあ、そっちの復活も、専用の魔法使いとかいないでしょ?蘇生もおんなじよ」
「過去に、蘇生の賢者に蘇生されたと言う、賢者の言葉を聞いたと、魔王様の記憶にはある。」
「う〜ん、まあ、ウソのまま覚えてても、こっちは困らないしね」
「では、その情報をそちらが開示するメリットはなんだ?」
この悪魔、なんだかクロイツに似たイライラを感じる…
えっ?なにこの人間?虫けらを見る目で見てくる!?
「メリットもデメリットもねぇから言うんだろうがぁぁぁぁあ!!」
大声で怒鳴っていた。
「ヒィ!そっ、そうか…そうだよな!」
こうしてジェシュガンは順調に騙され、蘇生の賢者の危機は回避された。
約三十分後、砦の前まで三人は来た。
「キカタンキカタン、こちら治癒の賢者、知の賢者聞こえるか?」
携帯用魔音通信機で、知の賢者に連絡を取る。
「タンタイタンタイ、こちら知の賢者なの、首尾はどうなの?」
ここまでを説明する。
「予定通りなの、後は、物資運送班が向かうまでに、幹部を始末出来ればなの」
「了解、では任務に戻る。」
発射台のような物を設置して、乗ってきたマチクスケーターを設置する。
「迅速、ここのマップは頭に入っているな?」
「はい、完全に入ってます。」
無能は微動だにしない。
「ではいくぞ!!」
ブレーキを握ったまま、最大限までスロットを回す。
「これ限界はどのくらいです?」
迅速は分かっていない、それを見て無能が声を上げる。
「今だ!!」
治癒の賢者が飛んだ瞬間に、続いて迅速が飛ぶ、無能は牽引されたまま飛んでいく!!
三人は弧を描き、城壁の上に乗った。
次回の無能の賢者がまかり通るは?
どうも小型魔音通信機です。
後に、一般人にも広く使われる吾輩ですが、今はまだ、軍用公用のみでザンス。
次のお話は!
無能、華麗にスルーされる。
無能、華麗にスルーする。
無能、無能の賢者とバレる。
っの三本でっしゃろ!!
では、イン・ジャン・ホイ!!
魔音通信機は電波でした。厚さ40㌢の鉛か、厚さ2㍍のコンクリート方のかちで〜〜す。
ンガクック!!




