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無能の賢者がまかり通る。  作者: 斉藤よっきゅん♪
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無能の賢者、コアを発見したくない。

こんにちは、見の賢者です。


今回の無能の賢者は、活躍するようなしないようなです。

 コアを発見できるかも…


 それは殺されるとき、クリスタルゴーレムに、血が付いたところが、一瞬赤い光が流れているような見た目になった。


 もちろん蘇生の際に、血の跡とかもキラキラと消えるから、近くで見た俺しか見てないんだろうけど…それで発見するには、大量の血がいることになる…その上、俺がするなら、苦しくても、簡単に死ぬわけには行かないのである。


「ぎゃあああ!いってぇ〜〜!!」


 それより問題なのが、悲鳴を聞いたように、幸運のナイフの持ち主を、幸運のナイフで刺してしまったことである。


「なっなんでこんな!ひでーよ!?」


 ナイフ返す前に、突然逃げだすから、慌てて返さなきゃって思ったら、コケてタックルになっちゃって、挙句の果てに立ち上がろうと、こぶしでグッと、地面を押そうとしたら、刃の部分が兵士の足に当たってたみたいで、ナイフの上半分が、ふくらはぎに刺さっちゃいました。


「賢者のクセによ〜うヒデェよ」


 起き上がり難くて、もう頭バグっちゃうです♪


「おい無能!!」


「うるせぇ!」


 立ち上がり、ナイフの刃先を見の賢者に向けた。


「逃げ出すソイツが悪いんだ!」


 あ〜も〜これは〜、押し切るしかない…


「あそこには罠がある!」


 誰かが俺を悪者する前に、やり切るんだ!!


「そして!コアを見つける方法がッッッ…!!コレだ!!」


 両手で握ったナイフの刃を、自分の首、右の頸動脈に押し当てる。


「…ッッッ!!」


 意を決し刃を滑られせると、勢いよく血が吹き出して、ゴーレムを広範囲に紅くした。


「見て!頭のところ!」


 他の者が、無能のくびきりに呆気に取られる中、機知の賢者は、ゴーレムだけを見ていた。


「アレがコアか?」


 透明でよく分からなかった、頭の前面にある二つのくぼみの奥、紅く見えずに、白く渦巻いている部分がある!!


 機知の賢者は、ゴーレムの顔に飛び乗り、コブシを振り上げた。


「あと二枚!!」


 ……俺、機知の賢者がこの辺りに来た頃、ここにはもう、戦場の空気が無かった。


 町は日常を取り戻し、たまに出るモンスターを駆除するだけの仕事、他の戦場で兵士の死に慣れ、自分の限界を知り、半ば空っぽの状態だった。


 同じ賢者の先輩は…『閑職ようこそ』って、死んだみたいにやる気のない奴…ここもう賢者いらねぇだろ?


 町を上見ながら歩いてたら…


「お姉さん新しい賢者なんてしょ?」


 小さな女の子、5歳くらいか?


「おう、そうだけど?」


 差し出す手には、5センチほどのクリスタルが乗っている。


「すご~く冷やして、すご~く温めると、割れるんだって」


「……で?なに?」


「…え〜と、だからコレ…」


 言葉がまとまらないのか、急に緊張したのか知らないが、コレで試して欲しいらしい。


「…ってみるか、」


 クリスタルを取り上げ、親指と人差し指で摘む。


凍結フローズン


 クリスタルに霜が降りた所で、今度は…


灼熱バーン


 唱えるとスグに、石が震えたと思ったら爆発した。


「うお!吹っ飛んだ……大丈夫か?」


 少女は目を輝かせ、満面笑顔、どうやらケガは無いようす。


「すごい!本当にわれた!」


「よかったな」


「ありがとう!お父さんが今度くる賢者様は、色々魔法が使えるって、言ってたんだ!!」


 走る去る姿を見ながら。


「まあ悪くないかな」


 賢者様だしね。



 ………なんて



凍結拳フローズンフィスト!!」(打撃の衝撃を凍気に上乗せできる。)


 帰ったら娘を抱きしめる。


 あの子のお父さんかもしれない。


 私は大賢者ではない…


 現実を知って、勝手に絶望して…


 私は大賢者ではない。


 賢者の現実わかったふりして、


 私は大賢者ではない…


 思考停止で仕事して…


 私は大賢者ではない!


「ヤバイ!ラスト一枚!そっちまで下る!」


「まだ時間稼いで!!」


 叩き付けた手が凍り出したのに、まだ霜がおりない!!


「ヒビが入りだしたぞ!!」


 兵士の声に見の賢者が叫ぶ!


「一般兵はゴーレムより下がれ!無能!!」


「わからいでか!!」


 蘇生した無能の賢者が、一番前に出る。


「くる!割れるぞ!」


 キタ!霜が降りてきた!!


 最後の一枚が割れ、雪崩のようにクリスタルスケルトンが、異常な湧きに押されるよう寄ってくる。


 私は大賢者ではない…


 私は世界を守れない…


 凍り付いた腕が張り付いて抜けない。


 でも!ここにいる兵士の!


 手の届く所にいる人たちの!


 もう一つ穴に、力いっぱい叩きつける。


 小さな幸せを!!


灼熱拳バーンナックル!!」(打撃の衝撃を灼熱に上乗せできる)


 私が護るんだ!!


 叩き付けた瞬間に、ヒビの入る音がした。

次回の無能の賢者がまかり通るは?


機知の賢者だよろしく!


 二連続なんでアッサリ行こうと思うんだけど、正直、幸運のナイフとか、もっと喋りそうなヤツが……いや、ナイフは喋らない…


次のお話は?


私が護った幸せ


私を護った幸せ


世界を護るのは?


っの三本と…私の占いに出ております。


では!ジャ~ンけ〜んぽ〜ん!幸運のナイフ〜〜!!


 刺さった人は何か幸運があるかも、避けた人は、知らぬ間に相性のいい相手をスルーしてるかも!ンガクック…

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