表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/26

4話

4話


  少女のキックを足に当てられる。

 HPへのダメージより、足への痺れ、痛み、部位ダメージを狙った行動だ。

 小賢しいじゃねぇか。

 なら、次の行動はなんだ。

 顔面へのでかいダメージではなく、部位ダメージ。いや、足を潰して機動力を奪ってから、

飛び道具でちまちまとくるつもりだろうか。


 少女の少し重いパンチが、ボディに向けて打ってくる。

 これは、中パンチ、HPダメージより部位ダメージを狙ってきてる。

 分かりやすい単純な戦略か。

 それもブラフか。

 それが正しくても正しくなくても、今は硬直状態でガードする事はできず、

リバースゲージの使い方も分からない。

 少女の中パンチに、胃を打たれた。

 痛みは当然。

 リバースゲージもやはり、弱パンチ弱キックを食らった時より、溜まっている。

 当然だが、こちらの操作では自キャラは動かない。


 痛みは当然のようにある。

 衝撃が、心に脳にまでダメージを与えてくる。

 こちらは動けないまま、心と脳と体へのダメージと、システム的にも体を動かせないようにされている。

 そのまま、キックに繋げられている。


 動けないまでも、リバースゲージというのが、上昇しているのが見える。

 少女のリバースゲージは増えていないので、攻撃を食らってる時に増えていくゲージで、

このゲージを消費して反撃に移れということだろう。

 少し重めのパンチに切り替わると、ゲージの上昇率がなお増えていく。




 左スティック→とL!を押してみる。

 なんとなく、こうじゃないかと。

 こちらのキャラが動き、少女に向けて遅い動作のパンチが出される。

 少女がガード動作に入る事もキャンセルもできないまま、遅いパンチは無防備な少女の腹に入っていく。

 →+L!であっていたんだ。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ