表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/26

2話  【GAME STAART】

2話


 【GAME STAART】


  左スティックで少女に近づき、Xボタンを押してみる。

 隙の少ないパンチが出る。

 やはりXで弱攻撃なのだろう。

 ガードされたが、ガードされただけで、腕が痺れる。

 体に衝撃が伝わる。

 すぐには動けそうにない。

 ガードされただけで、この感覚か。

 攻撃を食らったら、痛みを体感する形式かもしれない。


 少女が少し近づき、こちらが動けないままだ。

 身長差から、少し近づかないと射程内に入らないのだろう。

 それなら、パンチキックのリーチが短い欠点に対する長所があるはずだ。

 なんだそれは。

 その分パンチキックが早いのか、威力が高いのか。HPが高いのか。

 少女の体格は普通に少女の体格だ。

 パンチキックの威力が高いともHPが高いとも思えない。

 このゲームが僕の世界のゲームと共通しているならばだが、少女の体格で強い腕力とHPにカスタマイズするなら、

 体格に優れたキャラより多くポイントを使う事になる。

 少女キャラなら、普通は魔法や飛び道具特殊能力ゲージ加算ボーナスなんかにポイントを使うはずだ。

 そうそれが普通だ。

 その前世での普通を、この世界のゲームにこの少女とのゲームに使っていいのか。

 前世でも、相手の読みを崩すために体格と相性の悪いカスタマイズをする場合もあった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ