今、始まる
電車の窓から覗く青空は
いつになく綺麗だけど
午後17時からは街中を濡らす雲が出てくる
まるでこれからの自分を見てるようだ
やるせなくなり スマホばかり見てしまう
断捨離できてない思い出に
すがろうとしていた
みんなは応援してくれるけど
辛さや苦しさは共感しようとしない
慣れないスーツと少し痛い革靴
地元とは違う風景に 少し淀んだ僕がいる
後ろ振り返っても
いつもの仲間はいなくなって不安になるけど
今は目の前にある道を行くだけ
歩いていこう 長い道のり
桜もまだ散ってないみたい
時は止まることない 僕らは生きてる
これからも大きくなり続ける 僕の背中
思い出を見返すのは あと10歩進んでから