給食
なかなか遅くてすみません
ちなみに勤務してるのは小中併設校です。
つまり、小学校所属の先生と中学校所属の先生がいて、私は小学校所属の方です。今年から義務教育学校になりました。(9年制学校)
朝と夜のご飯をやめたら、ぽん、と4キロ落ちた。
しかし、そこにはちょっとした苦悩もあった。
前にも書いたように、私は学校で働いている。そこには給食なるものがある。
給食、それは栄養満点の食事。
子供たちのため、日々エネルギー計算がされた料理が安価で食べられる。
その額、当時月額3800円。(現在は4200円)
それが平日、毎日。
とても嬉しい。嬉しいのだが、ご飯、パンは食べれないし、穀物類もダメ、となると、給食は辛い。
給食のメニューは大体以下のような感じだ。
ごはん(月水金)orパン(火木)
野菜のスープや味噌汁などの椀物
タンパク質のおかず(白身魚のフライなど)
野菜
牛乳
主な構成はこれで、ここにちょっとしたゼリーやデザートがつく。昔ながらの給食は今でもあまり変わってない。
ただ、味の改良や、メニューのちょっとした改良は行われてるだろうが。
「うーん……」
「どうかしました?」
いつも一緒に給食を食べてる栄養教諭の先生が聞いてきた。
「私、ダイエット始めようかと」
「ダイエット?」
「はい。で、手始めにご飯とパンをやめて、穀類も控えたいんですが」
「無理かな!」
……一刀両断されてしまった。
「まぁ、栄養教諭に言ったらそうですよね……」
「でも、分かりますー。私には多いですよー」
養護の先生が苦笑いしながら言う。
養護の先生は中学校の所属なので、中学校基準の給食の量だった。
ここで、無駄な知識としてだが、学校の給食にはいくつかの基準が存在し、その中でもエネルギー量は小学校は3.4年生が基準、中学校は中学3年生の男子が基準とされていた。
つまりは大人にすれば多いのである。
なみなみに注がれるスープ、山盛りになるご飯。
男性の先生ならばまだいいが、女性にとっては引くくらいの量。コッペパンは顔の大きさまであるくらい。
それを私は、転勤する前まで普通に食べていた。
転勤前は中学校所属だったから。しかもおかわりまでしてた。ご飯は。
まぁ、それはさておき。
「でも、大人だし、ね?そこまでエネルギーいらないし!」
栄養教諭を無理やり納得させ、ご飯を抜くのは見て見ぬふりをしてもらえるようになった。
だが、単に残すのは勿体無い。そう悩んでた時に
「あ、じゃあ貰いますよ」
事務補助さんがにこっと笑い、救いの手を伸ばしてくれた。
「え、いいんですか?」
「うち子供がいるので!その子達のおやつにします」
「わー、助かります!」
このやり取りは、今でも続いている。ちなみに今はこれに牛乳もついてる。
糖質制限では牛乳も糖質が高く、200mlで9.9gの糖質があるので、いつもセットで事務補助さん行きだ。
「いつもありがとうございます」
「こちらこそいつも押し付けてすみません」
が給食後の挨拶である。
次はロカボとの出会いを書こうかと思います