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20キロ痩せたら彼氏が出来ました  作者: Kna
ダイエットスタート期
5/6

給食

なかなか遅くてすみません

ちなみに勤務してるのは小中併設校です。

つまり、小学校所属の先生と中学校所属の先生がいて、私は小学校所属の方です。今年から義務教育学校になりました。(9年制学校)

朝と夜のご飯をやめたら、ぽん、と4キロ落ちた。


しかし、そこにはちょっとした苦悩もあった。


前にも書いたように、私は学校で働いている。そこには給食なるものがある。


給食、それは栄養満点の食事。

子供たちのため、日々エネルギー計算がされた料理が安価で食べられる。

その額、当時月額3800円。(現在は4200円)

それが平日、毎日。


とても嬉しい。嬉しいのだが、ご飯、パンは食べれないし、穀物類もダメ、となると、給食は辛い。


給食のメニューは大体以下のような感じだ。

ごはん(月水金)orパン(火木)

野菜のスープや味噌汁などの椀物

タンパク質のおかず(白身魚のフライなど)

野菜

牛乳

主な構成はこれで、ここにちょっとしたゼリーやデザートがつく。昔ながらの給食は今でもあまり変わってない。

ただ、味の改良や、メニューのちょっとした改良は行われてるだろうが。


「うーん……」

「どうかしました?」

いつも一緒に給食を食べてる栄養教諭の先生が聞いてきた。

「私、ダイエット始めようかと」

「ダイエット?」

「はい。で、手始めにご飯とパンをやめて、穀類も控えたいんですが」

「無理かな!」


……一刀両断されてしまった。


「まぁ、栄養教諭に言ったらそうですよね……」

「でも、分かりますー。私には多いですよー」

養護の先生が苦笑いしながら言う。

養護の先生は中学校の所属なので、中学校基準の給食の量だった。


ここで、無駄な知識としてだが、学校の給食にはいくつかの基準が存在し、その中でもエネルギー量は小学校は3.4年生が基準、中学校は中学3年生の男子が基準とされていた。


つまりは大人にすれば多いのである。

なみなみに注がれるスープ、山盛りになるご飯。

男性の先生ならばまだいいが、女性にとっては引くくらいの量。コッペパンは顔の大きさまであるくらい。


それを私は、転勤する前まで普通に食べていた。

転勤前は中学校所属だったから。しかもおかわりまでしてた。ご飯は。


まぁ、それはさておき。


「でも、大人だし、ね?そこまでエネルギーいらないし!」


栄養教諭を無理やり納得させ、ご飯を抜くのは見て見ぬふりをしてもらえるようになった。



だが、単に残すのは勿体無い。そう悩んでた時に


「あ、じゃあ貰いますよ」


事務補助さんがにこっと笑い、救いの手を伸ばしてくれた。


「え、いいんですか?」

「うち子供がいるので!その子達のおやつにします」

「わー、助かります!」


このやり取りは、今でも続いている。ちなみに今はこれに牛乳もついてる。

糖質制限では牛乳も糖質が高く、200mlで9.9gの糖質があるので、いつもセットで事務補助さん行きだ。



「いつもありがとうございます」

「こちらこそいつも押し付けてすみません」

が給食後の挨拶である。

次はロカボとの出会いを書こうかと思います

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