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異世界転生まさかの魔王の領地!?  作者: 尋
第1章‥死んだと思ったら別世界で生きることになっちまった
3/3

episode…Ⅱ   〜世界の情報と魔王との出会い〜

よくわからない展開で神様ギルと話、光に包まれ目を開けた達也がみた光景は、完全に人のいるような世界じゃなかった。

どこか全体的に薄暗さがあり、不気味としか言えない雰囲気そして何より決め手は、歩いてるのが鎧を着た骸骨だったり

イノシシのような顔で二足歩行をしている動物だったりまともな言葉を喋らない頭の悪そうなちびでブサイクと言ってもいい謎の生き物…これがアニメ好きや異世界モノをみる人ならわかるが、スケルトンや、オーク、ゴブリンと言った種族が薄暗い街を歩き飲み食いをして生活しているのだ。ここまで言えば誰もが思うだろう。達也の転生先は魔界と言われる、即ち魔の王が存在し統べる国なのである。

ギルに与えられたこの世界に対する知識では7つの種族が存在しこの世界の全種族を交えた大戦争が数千年に一度仕組まれたわけではないにもかかわらず行われそこで序列が決まっていた。

序列は上から……

1位 天族……彼らは少数だが無尽蔵の魔力と神に最も近い存在としてこの国に存在し、序列が一度も変動したことのない唯一の種族である。天族の領域「エデン」と呼ばれる国には通常の人間には入るどころかたどり着くことさえできないと言われている。

2位 魔族……達也が転生された国。序列は変動するものの2位か3位をずっとキープしていた種族。天族ほどではないが魔力に長けており、魔物と言われる存在を使役する力があり。魔族の中でも知性をもっているごく少数の精鋭は天族に匹敵すると言われている。天族に勝てない理由は、天族のみ扱える光魔法に弱いためである。

3位 獣族……普段は人間と似たような姿をしているが、動物の耳や尻尾などあるのが特徴。接近戦に長けており魔力があるものの魔法は使えない。そのかわり獣の姿に変貌できる固有能力「獣化」が使用できる。

獣化をした者の戦闘力は計り知れないが。理性を保っていられるものはごく少数なので、基本的にはスピードと力技で戦う事の多い種族。

4位 人族……魔力、戦闘力は全種族の中でも標準的なものだが、この人族は他の種族に比べ頭の回転が早く知恵がある。主に集団での戦術的戦いをしており。大きくわけて冒険者、騎士、剣士、魔道士この4種類の職業で頭の切れるものが策を考え指揮官として動き戦うスタイルである。この方法や、様々な戦略により序列4位まで上り詰めた種族。

5位 エルフ族……基本的に争いを好まない森に生きる長寿の種族。全種族の中でも使えるものがごく一部の精霊魔法を

使い、こちらから進軍することは滅多にないが、攻められるとなると話は別天族でさえエルフに攻めるのを躊躇するレベルの防衛戦に長けた種族。精霊を通して魔法を使うためあまり自身の魔力をあまり消費することはなく森での戦闘では負けなしである。

6位 ドワーフ族……力はすごいが、戦闘はほとんどすることなく武器を作り全ての種族に売ることを目的とした種族。その武器が素晴らしいがために他の種族はドワーフを仲間に入れたがると同時に迂闊に滅ぼす事のできない貴重な種族。

酒豪である

7位 小人族……エルフと似たように森の中に住むが小さいがために狙われるどころか、姿を発見されることも少ない。

戦闘力はかなり低く7位だが素早いため標的から逃げ切ることにおいては間違いなく不動の1位の種族である。

優しい性格のため他種族でも倒れていたら助けてしまう。ことがありよく罠にかかりそうになる。


達也が人である自分が魔族の国に転生した理由がさっぱりわからず何をどうすればいいのかわからずにいると一人のフードを被った謎の男に声をかけられた。

「おい。そこの人間の姿をした貴様。何者だ。なぜ人の身でありながらこの地に立っていられる……」

魔族の地は通常の国と異なり重力が地球の100倍近くある国であり、この国か1歩外に出ると魔族にとって空を駆ける事のできるほど体が軽い世界となる。

達也は、フードを被った男を睨みながら答えた。

「人に名前を聞くときは自分から答えんのが礼儀じゃねぇのか?俺は達也だ。なんでここにいんのかは俺もわからねぇ、

俺は、転生?とか言われて気づいたらここにいた。」

達也がそう答えるとその男は笑い出した。

「ワッハッハ!これは面白い。我に対しれ動じないその態度気に入ったわ!我は魔王。この魔族の国を統べる王。名はイブリース・ラーヴァナじゃ」

「魔王、、、、だと?」

とっさに身構える達也。ここで殺されるんじゃないかと思いやるしかないと覚悟を決めたとき。

「タツヤといったな。貴様を殺す気などないぞ。むしろ貴様を歓迎する。ようこそ魔の国へ、人の身でありながら魔の力のある存在よ。我は時間だからそろそろ行く、気が向いた時にこれを持って我が城に来るといい。」

イブリースは微笑しながらそう言って達也に石版を渡して姿を消してしまつた。

「いきなり、とんでもねぇのと出くわしちまった。なぜ王が街の外に居たんだ?」

達也が転生されたところは街の外であり街の風景に関しては神が転生した後にサービスと言ってくれた情報であった。

その他にもよくわからないが加護?というものであったりアイテムボックスというもの、ステータス操作というものど○く○みたいなゲームなのかと達也は本気で考えるのであった。

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