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2話の姉サイド

連日の投稿となります

家の鍵を占めて、出発する。

かなり遅い時間なのだけれども、彼女は待っていてくれた。

「ごめん!色々してたら遅くなった!」

「まだ大丈夫だよ、大変だねぇ」

と言ってくれる。

彼女、市原菜子は中学生の頃からの友達だ。

勉強ができ、性格も良くて、優しくしてくれる良い友人なのだが・・・

「お尻触るのやめて」

「ごめん無意識」

そう、彼女にはこのようなクセがある。

「今日は何するの?」

「勉強教えてくれない?テスト近いし」

「いいよー」

と言うが、前回もそのようなことを言いつつ結局ゲームをやってしまった。

それでもそこそこの点が取れたから効率の良い教え方なのだろう。

そんなことを考えてると、菜子が腕を絡ませてくる。

これくらいなら可愛いものなのだが・・・


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