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異世界の招待状 英雄列伝編  作者: 月見進時朗
第2章 星の力
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最終章 フォルス 第8話 ショルスの嵐①

フォルスは、ミヨを見詰めて言う。

フォルス「ミヨ、最後の戦いになる、そして、俺達はヨークダインに帰る・・・できることならシィルヒィも一緒に・・・無理かな?・・・」


ミヨ「フォルス!!・・・いえ、フォルスと私で共にシィルヒィをヨークダインに連れて帰りましょう!!」


フォルス「ミヨ・・・!! そうだな!親子なんだから!必ず共に歩む事ができる!!」


ミヨ「はい!」


エルバーン「フォルス・・・微力ながら私も力を貸すぞ!」


ネルス「フォルス!私は戦いの後の世界を・・・平和な世界を旅してみたい!!だから、必ず勝利しよう!!」


隆 「フォルス様!!ミヨ様!!俺は、この世界に来て本当に良かった!!フォルス様やみんなと出会えて・・・そして、これからも一緒に、過ごしていけたら、どんなにか幸せだろう・・・だから、この戦いを終わらせて共にヨークダインに帰りましょう!!」


フェイ「フォルス様!!フェイも力になる!!ぜんぜん役に立たないけど・・・それでも・・・一緒に戦いたい!!フォルス様の幸せをフェイが守りたい!!・・ぐすっ」


フォルス「みんな・・・うん!共に戦ってくれ!!

みんなが一緒なら、より良い世界がきっと来る!!

その為には、この戦いに勝利する!!

平和を俺達が勝ち取るんだ!!」


全員「おおおあおおおおおお!!」


--- 同時刻---

ショルス内部大陸バイル帝国 首都ゼロス


シィルヒィはミヨの復活を知った。

何か懐かしい感情がシィルヒィを包む。


シィルヒィ「母上・・・こんなにも近くに居たのですね・・・

フォルス・・・決着をつけねば・・・結果 ショルスが消滅する事になったとしても・・・全力でぶつかるのみ!!」


シィルヒィ「バイル帝国皇帝シィルヒィが告げる!!」

シィルヒィ「皆の者!!敵を殲滅せよ!!」


帝国軍人「おおおあおおおおおお!!」


ハーネス「いよいよだな・・・・歴史を塗り替えて、ヨークダインを手に入れるぞ!!」


どんなに強い人間もいつかは戦いに敗れる時は来る

しかし、負けると知ってしまっても人は努力して成長していく。

そして、勝利を掴み、それは歴史となり伝説になる。


フォルスは、今思う。どんな親子だってわかりあえないことがある。しかし、いつかはわかりあえるのだと、そう信じたい。

フォルスはシィルヒィとの長い戦いの中で世界を巻き込みながら

何度も何度も繰り返してきた悲劇を忘れていた。

だから、この先は共に生きていく、同じ世界を共に導いていくことを願うのだった。

それは、簡単ではないが必ず叶えるのだと強く思う。

ミヨの存在が自身にとって、世界にとって希望の光であった。


輝く未来の為、今フォルスは、バイル帝国に向け飛び立った。


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