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異世界の招待状 英雄列伝編  作者: 月見進時朗
第2章 星の力
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最終章 フォルス 第7話 ミヨ

フォルスの前に一人の女性がいた。

圧倒的な存在感。そして優しい声、何よりも全てを

包み込むような『愛』に心がふるえた。

名を『ミヨ』と言う。


フォルス「・・ミヨ・・・全て思い出したよ。俺は探して

いたんだ・・・君を・・・」

ミヨ 「わかっています。転生をするということは、それだけ

精神を破壊していきます。深い圧倒的なだけが・・

絆だけが私達の心を繋いでいくのです。」

フォルス「ミヨ!!」


フォルスはミヨを強く抱き締めた。

ミヨ 「フォルス!!・・・やっと出逢えましたね。」

暫く二人は、失われていた時間を取り戻すように

長く長く抱き締めあった。

ネルス「・・・フォルス・・・良かったね・・・」

隆 「・・・フォルス様・・・嬉しいんだろうな・・」

エルバーン「・・フォルスとミヨか・・」

フェイ『 「むう・・・フォルス様・・・」


フォルス「ミヨ!シィルヒィは我が息子!いつの時代でも

私達親子が戦乱を起こしてきた。この時代でも、やはり戦い決着を着けなければならない!。」


ミヨ『はい・・・残念ですが・・・戦うことで二人は繋がっゆくのでしょう。いつか、安らかな時代で語り合うこともできるでしょう・・・」

『 今はまだ、その時ではないようです。」


フォルス「ああ・・・しかし、負けるわけにはいかない!!」

この戦いで、戦争の時代を終わらせるんだ!!」


ミヨ『はい!!」


フォルスとミヨが出会いフォルスは記憶を取り戻した。

どの時代でも対立する親子の運命

その運命がいつか終わることを願うミヨ。

世界の天秤はいつも不安定で人々は戦争から逃れられないのだと・・・そう確信していたのだろう。


ミヨは長い間 転生を繰り返しながら白い月ショルスの遺跡にいたのだ。

ミヨは、世界の人々の切なる声をショルスに居ながらにして

聞くことができる能力がある。

そして時にはミヨの声で助言や予言を人々に与えてきたのだ。


どの時代でも対立する勢力はあり、その中では悲劇が起こる。

その悲劇を乗り越えてゆく力はやはりミヨの予言や助言であった。

天の声・・・それがミヨであった。


END

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