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異世界の招待状 英雄列伝編  作者: 月見進時朗
第2章 星の力
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最終章 フォルス 第4話 出陣

白い月ショルス・・・フォルスが「全てはそこから始まった」と言った月である。


バイル帝国はショルスの古代遺跡を守護する守人が興した国である。

古代遺跡が古代ショルスの繁栄と高度な文明が存在したことを証明していた。

ショルスはヨークダイン星の衛星だが、ショルスには大気も水もある。

表面の大地とは別にもうひとつ内側に大地がある。

もちろん大気もある。

ただ季節がなく気温は氷点下、植物はあまり育っていない。

古代ショルスは豊な緑の大地だったことはあまり、知られていない。


白い月ショルスでいったい何があったのだろう・・・。


フォルスはバイル帝国の戦艦「エッグ」を修理させていた。

フォルス「さぁ!行くぞ!」

隆 「はい!」

ネルス「おう!!」

エルバーン「うむ・・。」

それぞれの思いを乗せて戦艦エッグは発進する!


エルバーンは未来を変えたかった・・・。

自分の起こした戦争が切っ掛けにして2000年続く戦乱の未来を・・。

デヴィッドが「歴史は変わった」と言った・・・。

そして、フォルスは「世界の王を任した」と言った・・・。

エルバーンは新しい未来を進んでいるのだと思った。

新しい未来でも戦争はあるのだろう・・・。

それは突然の雨のように避けられない運命だとしても

運命を受け入れて雨を終わらせる努力はできるのではないのか?

それはフォルスでなくてもエルバーン自身ができることなんだと

エルバーンはフォルスをみつめながら考えていた。

そして、これから始まる戦いの結末・・・フォルスが見ている

未来に自身の運命を預ける覚悟を秘かに決めた。


フォルス「みんな・・・死ぬなよ!」

ネルス「性懲りにもなく・・・私は死ねないよ・・・ねっ?隆!」

隆 「そうやで・・・死なせない!誰も!」

エルバーン「うむ・・・運命はこの戦いの後にあるのだからな!」


フォルス「おう!!絶対だ!」


その時!戦艦エッグの警戒音が鳴り響いた!!


フォルス「敵か!?」

隆 「フォルス様!ソルトアーク軍が見えます!」

フォルス「よし!蹴散らしてくるぜ!」

隆 「あっ!フォルス様!」


フォルスはエッグに格納している戦闘機に乗り込み出撃した。

敵は地上にトールマジシャンで編成された部隊が100が侵攻していた。

フォルス「足留めにもならないぜ!」

フォルス「古の魔神セイレンよ!!敵を滅ぼせ!」


フォルス「ルナティックサンダーーー!!」


凄まじい轟音とともに稲妻の嵐がソルトアーク軍を包んだ!


――――――3分後――――――


フォルス「出陣だ!」


戦艦エッグに帰還したフォルスは叫んだ!


エッグはゆっくりと上昇していく・・・・

やがて大地は小さくなりエメラルドグリーンのヨークダイン星を見下ろしていく・・・



END

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