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異世界の招待状 英雄列伝編  作者: 月見進時朗
第2章 星の力
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最終章 フォルス 第2話 悠久の時

バイル帝国 皇帝シィルヒィは、白い月ショルスの古代遺跡で光に包まれた時、自身の運命・・・生まれた理由を知った。


なぜフォルスと戦わなくてはいけないのか?

その理由を知ったのである。


悠久の時の流れの中で、シィルヒィとフォルスは互いに相容れない

存在であった・・・。


戦うことで世界は生まれ滅び時代が作られていく・・・

つまり、フォルスとシィルヒィは世界の天秤であった。


表と裏、光と闇、善と悪 立場は違っても

いつの時代でもフォルスとシィルヒィは敵対する。


全ての謎は悠久の時の流れの中で生まれたのである。


シィルヒィの側にハーネスがいる。


ハーネス「・・・・・・」


ハーネス「ではフォルスを倒すことが出来るのはシィルヒィだけ!?」


ハーネスは絶望した。未来からフォルス打倒を誓い現代に来た。その野望が消えた瞬間であった。


シィルヒィ「ハーネスよ・・・悠久の時の中で私とフォルスは戦いながらであるが会話をしているようだ・・・」


しかし時代をまたぎ話そうとも、根本的に理想や現実が違う二人。


シィルヒィ「会話をしていて、やはり噛み合わない。結果、戦い殺し合う。永遠にだ。」


ハーネス「この世界の理とでも?神なのか?」


シィルヒィ「違う・・。フォルスと私は何かを忘れつつある。」


ハーネス「何か?とは?」


シィルヒィ「フォルスとの戦いの中で、その何かを思い出す気がする」


シィルヒィは遠くを見て言うとハーネスを見た。


シィルヒィ「ハーネスよ!力を貸してくれ!戦いの結末をこの世界の未来を勝ち取ろう!」


ハーネス「・・・・・」


シィルヒィ「フォルス・・・。」


ハーネス「シィルヒィ・・・俺はフォルス打倒を目指している!」

ハーネス「だから力を貸そう!」


シィルヒィ「うむ」


エメラルドグリーンの空を見ながら二人は決意した。


今1つの時代の幕が閉じようとしている。

最終章の序曲は始まった。


END




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