表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界の招待状 英雄列伝編  作者: 月見進時朗
最終章フォルス 第1話絶対的な壁
20/31

第2章 第10話 対決

ロイン国の攻防から、いち夜がたった。

朝日が眩しい・・・


フォルス「あっいててて・・」


隆 「フォルス様?」


フォルス「やはり星の力の反動は思っていたより強いようだ。」


隆 「そうですか・・・星の力の限界は身体の限界・・でしょうか?」


フォルス「うむ・・」


フェイ「フォルスさまだぁーーーー!」


フェイはフォルスを見つけると弾丸のようにフォルスに向かってくる!そしてフォルスに抱きつこうとした瞬間だった。


隆 「空間と時の女神よ!一刻を我に捧げよ!トランスポート!」


次の瞬間フェイはフォルスの前から消えた!そして壁にぶつかった!


フェイ「っふぐぎゃ!」


フォルス、隆「・・・・・・」


フェイ「たーかーーしーー!」


フェイは隆に涙を浮かべながら鉄拳を振るう。


隆 「ごめんごめん!フォルス様の危険を感じたから・・・」


フォルス「フェイ大丈夫か?ふふふ」


フェイ「フォルスさまーー!」


エルバーン「はっはっは・・朝から賑やかだな、」


フォルス「エルバーン・・」


エルバーン「昨日の今日だ・・体調は?平気か?」


フォルスは少し苦笑いしながらエルバーンに歩みよる。


フォルス「力の限界があることに気づかされた・・・まだ少し疲れているよ」


エルバーンは朝日を見ている。

エルバーン「そうか・・・限界か・・・」


隆 「・・・・」


話をきるように明るい声がした。


アバン「みんなーー!朝ご飯ですよーー!」


アバンの最近は料理の研究だった。

ヨークダイン星の料理や故郷の星のエルス星そして地球の料理を研究して日々料理を勉強している。


ヨークダイン星では少し有名な料理人になっていたりする。


フェイ「アバン!今日は何料理?」

アバン「今日は地球の料理でフレンチサンドという料理だよ!美味しいよ!」


フェイ「やった!地球の料理最高!」


ぞろぞろと食堂に向かいながらあーだこーだと話をしていた。

その時だった。


衛兵「フォルス様ーー!!」


フォルス「どうした?」


衛兵「西の空に船体を発見いたしました!!」


フォルス「なんだと!!」


衛兵「バイル帝国ではないかと!!」


フォルス「・・・わかった!出撃だ!」


フォルスはそう言うと皆を見てから走り出した。

その後を全員が後を追い走り出した。


隆 「フォルス様・・・・あまり無理をしないでください

バイル帝国は俺が追い払います!」


フォルス「・・・フッ・・わかったよ」


フォルス「みんな隆を支援援護するのだ!出撃だ!」


突如現れたバイル帝国の戦艦に動揺はあったが、フォルス達は目の前の敵に臆することなく向かっていった。

この日フォルス達は最大の危機に直面する・・・。


バイル帝国の戦艦UF1型エッグから戦闘機が次々と出撃している。

圧倒的な数だ。


隆 「空間と時の女神よ!一刻を我に捧げよ!」


隆は敵の戦闘機を瞬間移動させて敵の戦闘機同士を衝突させている。

エルバーンはエッグを狙う。


エルバーン「炎の精霊よ!全てを焼き尽くせ!バーンフレア!!」


次々とエッグは炎に包まれていく!フェイはとどめにミサイルを放ち

エッグは地上に落ちていく。

しかし倒しても倒してもきりがない。あとからあとからエッグが現れて

戦闘機を吐き出す。


フォルス「しょうがないな!いくぞ!」


フォルス「古の魔神セイレンよ!敵を滅ぼせ!

ルナテックサンダーーー!!」


凄まじい威力の稲妻が無数に駆け抜けていく!敵はほぼ全滅した。

その時だった。


フェイ「フォルス様ーー!地上に敵を見つけました!」


フォルス「クソ!ソルトアーク帝国軍!!」


隆 「フォルス様・・・」


フォルス「みんなもう少しだ!地上を狙うぞ!」


エルバーン「わかった・・・。」


神聖ソルトアーク帝国軍はトールマジシャンという2足歩行の機体を中心に20万規模の数であった。


ハーネス「フフフ・・今日で歴史が変わる。」

「フォルスを仕留めるのは、俺だ!いくぞ!」


フォルス達は戦闘機からミサイルを全て打ち尽くして地上に降りた。

トールマジシャンは物理的な攻撃があまり極め手にはならない。

星の力もしくは能力でしか致命的なダメージが与えられない。


フォルス「みんな踏ん張れ!ソルトアークを殲滅するんだ!!」


隆 「はい!」

フェイ「おおーー!!」

エルバーン「ふぅ・・凄い数だな。」


フォルス「古の魔神セイレンよ!敵を滅ぼせ!ルナッテックタイフーン!!」


次の瞬間・・・突風の嵐がトールマジシャンを切り刻んでいく!

それでもフォルスの疲労が影響しているのか数が多いのか・・・

決定打にはならない。

そしてソルトアーク帝国軍の反撃が来た!

ソルトアーク兵「炎の精霊よ!全てを焼き尽くせ!

ソルトアーク兵「風の精霊よ!全てを切り裂け!


ソルトアーク兵「バーンフレア!!」

ソルトアーク兵「ダークネスウィンドー!!」


フォルス達は疲弊していた。隆のトランスポートで瞬間移動をしながら

反撃の機械を待っていた。


そして


ハーネス「ハハハハハ・・フォルスよ!しぶといやつだ・・」

「今楽にしてやる!!」

フォルス「ハーネス!!幕だぜ!」

フォルス「古の魔神セイレンよ!敵を滅ぼせ!ルナッテックサンダーー!!」

ハーネス「!!」


しかしフォルスの技は出ない、いや・・その時間が切り取られたように

フォルスはその場にいる。


フォルス「!!?」

フォルス「なんだ?どうなってる?」


ハーネス「ハハハハハ・・フォルスよ幕はお前だな!」


ハーネスはフォルスに向かって走り出した。手には曲刀を持っている!

フォルスは一瞬後方に飛んだ!ハーネスの攻撃をかわした!

いや、右肩の下を曲刀が入っていた!


フォルス「ぐぐぅ・・やばい!」


ハーネス「これが俺の能力だ!フォルス!死ね!」


ハーネスがフォルスに攻撃をする。

その時だった。


「古の魔神セイレンよ!目覚めの刻!ルナッテックバーン!!」


突然大地が揺れた!!巨大な地震は大地を隆起させる!

ハーネス「バカな!!」


フォルス「ネルスか!」


隆 「ネルス!!」


ネルス「ふぅ!やぁ・・・逃げるよ!」


フォルス「・・・そうだな・・みんな退却だ!」


隆 「空間と時の女神よ!一刻を我に捧げよ!!トランスポート!」


フォルス達は退却した。


ハーネス「クソ!どうなってる?ネルスは死んだのではないのか?」

「それに見えなかった未来が・・・・」



九死に一生を得たフォルス・・・戦いは続く


第2章 第10話 対決 END


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ