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異世界の招待状 英雄列伝編  作者: 月見進時朗
最終章フォルス 第1話絶対的な壁
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第9話 ロイン国 攻防戦

ネルスが消息をたった日から一ヶ月がたった。


フォルスと隆は帰ってきた。


フォルス「神聖ソルトアークはロイン国に進行中か?」


一般兵「はっ!能力者の数も百万と多く、神聖ソルトアーク軍は我らの国を目指しているとのこと・・・」


フォルス「ネルスは死にはしない・・・きっと生きているさ・・」


隆 「・・・・・はい!・・・」


フォルス「あれ?エルバーンではないか?」


一般兵「そうです!ネルス様が消息をたった次の日に竜神の国から

来られました。混乱した風の国をまとめていたのはエルバーン様です。」


フォルス「そうか・・・。」


エルバーン「フォルス!!」


エルバーン「ネルスはかならず生きている。まずは神聖ソルトアーク軍を倒すことに集中するのだ!」


フォルス「そうだな・・・。」


フォルス「エルバーン・・・ありがとう!。」


フォルス「皆の者!打倒神聖ソルトアークだ!編成を急ぐのだ!」


一般兵「おお!!」


フェイ「フォルス様ーー!!私も戦いますぅーー!!」


フェイが目をキラキラさせながらフォルスの元に走ってきた。


フォルス「フェイ!」

フェイは走ってきた勢いでフォルスに抱きつこうとしたが・・・

フォルスは華麗によけた・・フェイは壁にぶち当たり

少し泣いた。

フォルス「なにをしている・・・。」


フェイ「フォルス様の意地悪ーー。」


フォルス「ははは・・」


隆 「フォルス様!エルバーン様とフェイを私が指揮したいのですが?」


フォルス「ほう・・何か思い付いたんだな?・・・よし!作戦は俺の単独での攻撃と隆とエルバーンとフェイの防御にする。後はいつも通りに

各個撃退だ!一般兵は情報収集と民間人の保護を優先するのだ!」


一般兵「はは!」


フォルスは頭を触り髪の毛を1本抜いた

フォルス「フッ・・さぁーーてと」


フォルス「出発だ!」


フォルス達風の国軍はロインを目指して戦闘機に乗り込んだ。

今、星の力対量産型の星の力がぶつかり合う。


――ロイン国上空――


フォルス「見えた!これより作戦を発動させる!みんな!死ぬなよ!」


隆 「了解」

エルバーン「わかった」

フェイ「あいあいさーー!!」


フォルスはソルトアーク帝国軍の上空からミサイルを全弾発射する!

全弾命中したがさほどダメージはないのを見て地上に降りた。


フォルス「風の国のフォルスだ!参る!!」

フォルス「古の魔神セイレンよ!敵を滅ぼせ!ルナテックタイフーーーーン!!!」


研ぎ澄まされた真空の刃の嵐は触れるもの全てを切り裂いていく。

ソルトアーク帝国軍の二足歩行のトールマジシャンも切り刻まれていく

防御することはできない!

百万のトールマジシャンは時間がたつにつれて減少していく・・・


フォルス「古の魔神セイレンよ!敵を滅ぼせ!!ルナテックサンダーーー!!!」


フォルスは全力で放った技にトールマジシャンは反撃ができない!

百万が三十万になり。ソルトアーク帝国軍は逃走を始めた。

切り刻まれた人や機械片が無数にあり。フォルスの星の力を示した。


しかし逃走したと思ったソルトアーク帝国軍は別のルートでロイン国の王都をめざしていた。


フォルスは力の消耗で暫くは動けない・・・

星の力は強力であるが肉体には諸刃の剣であった。

肉体が悲鳴をあげている。


フォルス「まずいな・・・」

フォルスは戦闘機にのりロイン国の王都を目指した。


―――ロイン国王都―――


隆 「む!来た!」


ソルトアーク帝国軍のトールマジシャンがロイン国王都に攻めてきた!

エルバーン「隆!来たぞ!やるか?」


隆 「よし!エルバーンいくぞ!」

エルバーンは瞑想した。そして・・・

エルバーン「炎の精霊よ!全てを焼き尽くせ!!バーーーンフレア!」

隆 「空間と時の女神よ!一刻を捧げよ!トランスポーート!」


次の瞬間空間が歪みその歪みにエルバーンは炎を注いだ!

そしてソルトアーク帝国軍の真上に空間の歪みが現れ炎が降り注いだ!


ソルトアーク帝国軍兵「ぐわーーー!!」

辺り炎の海になる。

ソルトアーク帝国軍の左右は山に囲まれており逃げ道がない。

防御が高いトールマジシャンも炎の真ん中でグツグツと燃やされては

ひとたまりもない。


隆は空間を繋げて油を注いでいる。

炎の勢いは増していく。


隆 「よし!成功だ!」

エルバーン「うむ。」

フェイ「凄いねーー!!」


能力者も人間だ。死ぬと分かった瞬間には逃げだしている。

逃走が始まると最後のとどめに落石の罠が発動した。

ソルトアーク帝国軍の完敗であった。

ロイン国は滅亡をまぬがれた。


そしてフォルスの戦闘機がロイン国王都に着くと

凱旋の歓びに大地が震えた。


―――神聖ソルトアーク帝国―――


ハーネス「ふんっ!フォルスめ!・・・風の国か・・フォルスだけではないな・・・まあよい・・・」


ハーネスは星の力の限界があることを知っていた。

ハーネスの野望はこの先ヨークダイン星を揺るがす大戦へ導いていくのである。



第9話 ロイン国 攻防戦END

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