表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界の招待状 英雄列伝編  作者: 月見進時朗
最終章フォルス 第1話絶対的な壁
18/31

第8話 野望と夢

フォルス「なぁ、隆・・地球にも月があるんだろ?」


唐突にフォルスが隆に聞いた


隆 「・・はい・・・?」


フォルスは空を見ながら言った。


フォルス「最近、夢の中で、何処かの月にいる夢を見るんだけど、・・」


フォルス「ヨークダインの月ではなくて、別の星の月だと感じるんだ」


隆はフォルスに言った。


隆 「フォルス様。地球の月にはセイレンのように遺跡があるのでしょうか?」



フォルス「わからない・・・」

「ただ気になってな・・・」


隆 「フォルス様・・一度地球に行きますか?」


フォルスは手を叩いた「パン!」


フォルス「うん!行ってみよう!」


隆 「はい!」


こうしてフォルスと隆は地球へ行くことにした。


ーー 1時間後――


ネルス「地球にいくのか?・・・ソルトアーク帝国の動きも気になるから私は残ることにするよ・・・」


フォルス「・・・そうだな・・・よろしく頼むよ」


フォルス「よし!隆!連れていってくれ!」

隆 「わからました。」


隆 「古の魔神セイレンよ!一刻を我に捧げよ!」

「ムーーンゲーート!!」

空から青い光が降りてきて二人を包む・・そして光は一瞬大きくひかり

消えた。

二人は旅立った。


ネルスは二人が消えた場所を見ながら言った


ネルス「隆・・・次は私を連れていって・・・」



空は雲ひとつなく4つの月がうっすらと浮かんでいた。


風の国の兵士「フォルス様ーーー!!」


ネルス「・・・?どうした?」


風の国の兵士「はっ!・・シャル王国より入電!現在、神聖ソルトアーク帝国の侵攻をうけている!救援を求む!

であります!」


ネルス「・・・・・うむ、わかった。ただちに救援にゆく!

400人をただちに召集するのだ!」


風の国の兵士「はは!わかりました!!」


ネルス「・・・・・・隆。」


―― シャル王国――


シャル王国兵「将軍!退却しましょう!!奴等は普通ではありません!」


将軍「・・・よし王都まで退却だ!・・」


シャル王国兵「は!!」


将軍「・・・・フォルス・・・」


シャル王国は能力者の強さを知った。銃も大砲も役に立たない現実

戦えば死ぬ。その恐怖は全体に波及し最早、軍ではなかった。

一方的な虐殺が、その事実。

侵略され滅ぶ。今は風の国の援軍が希望であり願いであった。


ハーネス「ふっふっふ

我が軍が史上最強!

フォルス!はやく!こい!

ぐちゃぐちゃにしてやるぞ!

ワハハハハハハ!!」


ハーネスは過去の、いや未来の大敗を思い浮かべながら、次は自分の勝利と信じて疑わなかった。


ソルトアーク帝国兵「皇帝陛下!風の国の軍が現れました!」


ハーネス「来たか!クックック!・・・戦闘準備だ!」


ソルトアーク帝国兵「はは!第一部隊は扇陣をしけ!残りは敵の攻撃に備えろ!」


第一部隊長「来るぞ!我等の力見せてやれ!」


ソルトアーク帝国軍は全員「トールマジシャン」という巨大二足ロボットに乗っている

並の大砲や鉄砲では歯が立たないだろう。


ネルス「・・・・・なんだ?あれは・・・多ければ良いってもんでもないよ・・・」

ネルス「一斉攻撃!!」


風の国の兵士「はは!」


ネルス達風の国軍は400機の戦闘機から一斉攻撃を始めた!

神聖ソルトアーク帝国軍は100万のトールマジシャン!大軍である。


風の国軍が空爆を始めて3分

地上から魔導弾が向かってくる!


ネルス「まずい!散開しろ!!」


風の国軍兵士「ネルス様ーーー!!ぐはっ!」


風の国軍の戦闘機が次々と地上へ落ちていく・・・


ネルス「・・・古の魔神セイレンよ!目覚めの刻!」

「ルナティックバーーーーン!!」


ネルスの技が炸裂した!!

地上は大地震が始まり隆起した岩が針ネズミのように敵を襲い、地獄とかした!


ソルトアーク帝国軍兵士「ぐはっ!」


ソルトアーク帝国軍兵士「おのれ!風の精霊よ冷酷に舞え!ダークネスウィンドーー!!」


ソルトアーク帝国軍兵士達の連携技がでた!

普通のダークネスウィンドウを100人単位で放ってくる!


辺りは砂嵐になってゆく・・・・


ネルス「・・!!チッ!」


ネルスの機体が破損した。

風の国軍は散り散りになり各個撃退されてゆく・・・


ネルス「性懲りもなく!!」


風の国軍兵士「ネルス様ーー!!お逃下ください!ぐはっ!」


辺りは砂嵐と火柱、稲妻

様々な魔法攻撃が空に向かってくる!

逃げられない!

ネルスは直感した。「隆・・・」


ネルスは地上に着陸した。そして


ネルス「限界を超えるぞ!古の魔神セイレンよ!!目覚めの刻!!

ルナティックバーーーーン!!!」


今までより限界を超えた力で技を放つ!

大地が裂けてゆく!大地震は摩擦で稲妻を発している!!

巨大な技は星の力の共鳴もあり、辺りは混乱に達した!


ハーネス「ネルスだけのようだ・・・・」

ハーネス「大分頑張ったみたいだが、そろそろ潮時だな・・」


ネルス「ぐはっ!」


大技の後のリバウンド・・・そして無数の魔法攻撃をネルスを襲った!

ネルスは大地の裂け目に落ちていく・・・


ハーネス「ふっ・・・・まあいい・・・フォルスは次にとっておこう!」


戦闘は終わった。ネルスの技で地形は変わったがソルトアーク帝国軍は

健在した。

戦いは神聖ソルトアーク帝国軍の勝利で終了したのだ・・・。




ネルス「・・・・隆・・・ごめん・・・・・」



ハーネスは野望のために風の国を目指し進軍してゆく・・・



第2章 第8話 野望と夢 END


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ