第7話 塗り替えられる歴史
星の力と星の力が戦い、その結果はお互いに被害を出しつつも決着はつかなかった。
圧倒的な力は自らも窮地にたたされるのであった。
しかし・・・星の力は、破壊のみではなかった。
「力の吸収」で新たな力に目覚めたフォルスは仲間を生き返らした。
星の力は無限の可能性を秘めた力。その真実は未来をより良い方向に導いてくれる。
「希望」が生まれた、戦いだった。
星の力の激突から暫くして・・・・
フォルス達は平凡な日常を過ごしていた。
フォルス「隆!この漫画最高だ!」
隆 「へへへ・・照れますよ」
フォルス「主人公の性格は最悪だけどな・・・」
隆 「そういう設定なんですよ・・・・」
フォルス「そうなのか?おもしろいけどな・・」
ネルス「だから私の名前を漫画に使うなよ!変なキャラだし!」
隆 「ははは、そういう設定なんだよ・・」
ネルス「くっ・・・」
フォルス「アバンは隆の漫画が大好きなんだ。夜中に何度も読み返しているぞ。」
隆 「そうなんですか!よし!」
アバン「隆ーー!!」
隆 「アバンだ!!フォルス様!俺は居ないということでよろしくです!」
フォルス「?なぜだ?」
隆 「漫画のダメだしが凄いんですよ!では!」
隆 「空間と時の女神よ!一刻を我に捧げよ!トランスポーート!」
隆はその場から消えた!
フォルス「隆を捕まえるのは至難の業だな・・・」
アバン「フォルス様ーー!!隆知らないですか?」
フォルス「さっきまで居たけど何処かに消えたぞ・・」
アバン「がーーーん!!昨日、僕も漫画を描いたからみてもらいたかったのにーー!」
フォルス「漫画?俺にみせてくれ!」
アバン「!」「いいですよーー!!みてください!」
フォルス「どれどれ・・・・・・・・・・・」
星の力は強大だ・・・それだけに戦争は暫くは起きないだろう・・・
バイル帝国にも動きはなく。ヨークダイン星は安定期に入った。
しかし、世界は刻一刻と動いている。
神聖ソルトアーク帝国は星の欠片で一般兵も能力者になっている。
神聖ソルトアーク帝国は少しずつだが領土の拡大に力をいれていた。
ハーネスは時代を越えてきた人間だ。
もてる知識と能力で、世界を統べるべく、国力を高めていた。
歴史は塗り替えられる!1人の野心家の為に!
ハーネス「星の力は強大だ!しかし100万の能力者が相手なら敵は無敵ではないぞ!フォルス!」
ハーネスは未来の世界での大敗を現代のヨークダイン星で勝利する。
国を奪い歴史を変える。その野望は、いよいよ実行する段階になった。
ハーネス「これより神聖ソルトアーク帝国は風の国へ宣戦布告する!」
兵士「おおおお!」
ハーネス「神聖ソルトアーク帝国の力を存分に示すのだ!!」
兵士「おおおおおおおお!!」
戦争は始まった!!
星の欠片を持った兵士100万は風の国を目指し北上する。
塗り替えられる歴史 END