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運命は回る  作者: 雪華
2/4

1、ここは何処ですか??


・・・・とりあえず落ち着け私!!!

何で今、私は森にいるんだぁ?!


私は県内の4年制大学に通う普通の女子学生。ただ今大学三年生で就職活動の真っ只中だ。

昨日はある企業の説明会に行って、お母さんの手料理を食べて、お父さんに就活についてガミガミ言われて、頭に来たからろくに話もせずにお風呂に入って寝たのだ。


もちろん自分の部屋の自分のベットの上で・・・


なのに・・・・


「・・・・・ここ何処だよ・・・・・」


辺りを見渡しても木、木、木・・

どう見ても自分の部屋じゃない。


しかも見たことも無い植物ばっかりなんですけど。

青い葉っぱや赤い草、黄色い蔦まである、カラフルすぎて逆に不気味だわ。

とりあえずじっとしてても仕方ない。

森から出なきゃ。取り合えず歩いてたら歩道にでるだろう。


・・・・皆さん覚えておきましょう。もし森で迷ったときにはその場で動かず救助を待つことをお勧めします。無闇に動くと大変なことになります。今の私のように・・・



ドドドドドドドドドドドドドドォーーーーーーーーー

「のぁーーーーーーーー!!!何で、今私イノシシ?に追いかけられてるのぉーーーーーーーー誰か助けてーーーーーーーー!!!!いやぁーーーーーーーーーー!!!!!」


はぁはぁはぁ、もう無理・・・・。走れない・・・。後ろにはイノシシらしきものが迫っている時速何キロ出してんだよ!!!あんなのに体当たりされたら、確実に死ぬって!!!そんなの絶対やだ!!!走れないなら、やられる前にやるしかない!!!!!!


とりあえず走りながら周りに目を向けてみると丁度程よい感じの木の棒があった。

私はすぐにその棒手に取った。そして走行している内にイノシシもどきとの距離は縮まっていく。

そして気が付けば前には大きな木、もう逃げ場は無い。

私は決意を決めてイノシシもどきに向き直った。



やれる、やれる、私はやれる。まだ何にもしてないのに、まだ死ねない!!!!!!!


「さぁ、かかって来い!!!お前なんかにやられるかぁ!!!!!」


ブフォ、ブフォ、ブフォーーーーーー!!!!


イノシシもどきは予想通り真っ直ぐ私に猛スピードで向かって来た。

チャンスは一度っきり。失敗は出来ない。

私はタイミングを計り、ぎりぎりのタイミングで横に飛び退きイノシシもどきに向かって木の棒を力の限り振り落とした。


「やぁーーーーーーー!!!!!」


しかし私の渾身の一振りはイノシシもどきの速さの前には当たらなかった。


・・・・やばい!?はずした!?やられる!!!!


ブフォ、ブフォ、ブフォーーーーーー!!!!!


ドゴォーーーーン!!!!!!!!!


「・・・・・・・へっ????」


いやいやいやいや、マジですか!?

イノシシもどきよ貴方は馬鹿ですか!?


イノシシもどきに確かに私の攻撃は当たらなかった。

しかし、その直後私の後ろにあった大木に猛スピードで突っ込んで行き自滅・・・・

なぜかは判らんが悲しいぞイノシシもどき・・・


「まぁ、助かったから良かったけど。ほんとにどうなってんのココは・・・・」


とりあえずすぐにココを離れなきゃ。イノシシもどきが目を覚ましたら堪ったもんじゃない。


息が整いだし、その場を離れようとして立ち上がった時、



ガサガサガサガサ


何!?また何か出てくるの!?


「驚いた。声が聞こえると思って来てみれば、あんたがそいつを倒したのか?」












本編UPしました。


これからちょくちょく更新していきますのでよろしくお願いします。

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