表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

夢の薬のフォークロア

作者: 溜せうゆ
掲載日:2026/05/23

 ある偶然によって、異世界より地球に少数の回復薬(ポーション)がもたらされた。


 その回復薬(ポーション)は決して万能薬などではなかったが、地球の医学を根底から覆すには十分であった。


 世界中の学者たちがいくら調べてもその成分ははっきりとはせず、わかったのは地球上では生成も再現も不可能だということだけだった。


 つまり数に限りがある、使えばなくなるということでもあり、当然の帰結として世界の為政者や権力者たちの間で奪い合いが始まった。


 時には一本の回復薬(ポーション)をめぐって、複数の国を巻き込んだ大戦すら起こった。


 いつしか回復薬(ポーション)は、それを手に入れることができた幸運な勝者たちによって秘匿され、門外不出となった。


 そうなると民衆の間で口の端に上ることも減り、徐々に忘れられていった。


 それでもいくつかの不確かな伝聞が、いつしか神話となって語り継がれ、その一部が今も記録に残されている。


 したがって、世に言われる霊薬――すなわちエリクシール、アムリタ、ネクタル、ハオマ、ソーマ、仙丹、変若水などと呼ばれるものは、すべてこの回復薬(ポーション)のことを指しているのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ