アングレサイト
0.39ct
ラフ未計測
Touissit, Touissit-Bou Beker mining district, Jerada Province, Oriental Region, Morocco
短波照射時蛍光
長波無反応
Anglesite
アングレサイト
和名:硫酸鉛鉱
硬度:2.5~3.0
分類/グループ:硫酸塩鉱物/バライトグループ
晶系/産状:斜方晶系/板状、柱状、塊状、粒状、鍾乳状など
化学組成:PbSO4
劈開:1方向完全
比重:6.38
屈折率:1.878~1.895
副屈折率:0.017
分散度:0.044
蛍光(通常認識):なし
長波蛍光:なし(稀に弱い黄色やオレンジ蛍光)
短波蛍光:弱い黄色
条痕:白
主な色:無色、白、黄、灰色、極弱い青や緑の場合もある。
多色性:なし
発見年:1783年
登録年:1832年
発見地:Parys Mountain Mines, Amlwch, Isle of Anglesey, Wales, UK
名の由来はイギリスのアングルシー島(Anglesey)の銅山で発見されたことから命名されており、
同じ鉛の鉱物であるガレナ(方鉛鉱)が酸化して出来る2次鉱物の為、
ガレナを伴って産出することも多く、
まとまって採掘される場合は鉛の鉱石として採掘された例もある。
鉛鉱シリーズの一端を担う1石であり鉛を含むため比重が重く、
他の宝石と比べると倍以上の比重差があるために
重量の割に見た目が小さくなるが
煌めきは強い為に弱い石ではあるがカットが稀に施される。
ただし硬度も低く、脆く熱にも弱いという欠点も多い上に
カット難易度が非常に高く、鉛を含むために粉塵の扱いにも注意が必要な為、
そうは目に出来るルースではない為
見つけたら硬度を気にしないのであれば
1石確保しておくのをお勧めします。
鉛の鉱床は世界各国にあるために産地は非常に多いですが
有名な産地だけをあげるとイタリアのモンテポニ(Monteponi)、モロッコのトゥイシット(Touissit)、ナミビアのツメブ鉱山、アメリカ各州、スコットランドのリードヒルズや日本では尾去沢鉱山が有名。
特にトゥイシット産は一番カットがしやすいと言われる産地でルースの大半はこの産地の物で
極稀にナミビア・ツメブ産があります。
基本的に長波蛍光は無反応な物が多い中、
トゥイシット産の地色が黄色が強い物に
長波オレンジ蛍光の物がある。
恐らくは硫黄が多い個体はと言う事だとは思うが
データ不足で断言は出来ません。




