ハンバーガイト
0.32ct
ミャンマー・モゴック産
Hambergite
ハンバーガイトまたはハンベルガイト
和名:ハンベルグ石
組成:Be2BO3OH
分類:硼酸塩鉱物
硬度:7.5
晶癖:斜方晶系/柱状、平板状
比重:2.347~2.372
条痕:白色
蛍光:長波・短波共になし(極稀に微ピンク蛍光)
劈開:1方向に完全
断口:貝殻状
光沢:ガラス状光沢
屈折率:1.554-1.631
複屈折率:0.072~0.074
分散:0.015
発見・命名年:1890年
発見地:Salbutangen, Helgeroa, Larvik, Vestfold, Norway
主な色:無色、白色、帯黄白色、帯灰白色など
名称はスウェーデンの鉱物学者A,ハンベルグ(Axel Hamberg)博士に
敬意を表して名付けられており、
食べ物のハンバーガーは関係がないが、
日本人的にはハンバーガイトと聞くと食べ物を連想する人が多い
名称も面白い石の一つ。
産出が少なく非常に珍しい石で、
完全な無色透明石も少ないために、
あまりカットされることはなく、
なおかつ劈開が1方向に完全な為に
カット難易度も相応に高く、
ルースを目にすることは少ない。
カットされる石の色は無色のみで
一見クオーツと変わらないのだが、
非常に高い複屈折があるために判別は容易。
ただ原石結晶自体が大きな結晶になりにくく、
原石段階で4gを超える物がなく
総じてルースも小さい物が多い為に
眼にするルースも0.5ct以下のものがほとんど。
1ctを超える物は極めて珍しい存在になり、
非常に高額になる場合がある。
産地としては最初に発見されたノルウェーをはじめ、
アフガニスタン、アルゼンチン、オーストリア、
カナダ、中国、チェコ、イタリア、マダガスカル、
モザンビーク、ミャンマー、ネパール、
パキスタン、ポルトガル、ロシア、スペイン、タジキスタン、
アメリカ(カリフォルニア州、ネバダ州、ウィスコンシン州)
上記で確認がされているが、
非常に限られた産地のみで多いとは言えない。
日本からは唯一
宮崎県延岡市・大崩山から
発見の報告がある。
ただルースになりえる産地としては
大半がAmbohimanambola, Betafo District, Vakinankaratra, Madagascar産で
稀に上記写真のミャンマー産がされる程度で
大半のルースはマダガスカル産となっている。
次回更新は明日10時予定です




