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ベリロナイト

挿絵(By みてみん)

0.55ct

Miyil-Bruk,Niyil,

Gilgit-Balitistan,Pakistan産


Beryllonite

ベリロナイト

和名:不明

硬度:5.5~6.0

晶系/産状:単斜晶系/柱状、卓状、双晶など

化学組成:NaBePO4

劈開:1方向に完全

比重:2.80~2.85

屈折率:1.552~1.561

副屈折率:0.009

蛍光:長波・短波共になし

条痕:白

主な色:無色、白、淡黄色(透過光では無色になる)

多色性:なし


産出地域が非常に限られており

昔はアメリカ・メイン州でしか出ないとも言われていたが、

最近だとアフガニスタンやブラジル、カナダ、中国、

チェコ、フィンランド、フランス、パキスタン、

ポルトガル、スウェーデン、イギリスなどで

現在は産出が確認されている。

またアメリカ・メイン州以外でも確認されており

カリフォルニア州、ネバダ州、

ニューハンプシャー州、ニューメキシコ州で

現在は産出があるようです。


知る人ぞ知る希少石とも言われるほど

産出が少なく目にする機会はそれほどなかったが、

レアストーンも記載のある書籍に稀に記載があった。

ただ記載内容は分散も弱く煌めきに乏しい上に、

色も無色しかなく魅力は少ないなどと

非常に酷評されていることが多いが

それでも産出自体が稀な鉱物であるために

コレクター向けにカットされていて

時折目にする事が出来る。


平行状液体インクルージョンや、

キャビティ(液体インクルージョンが抜けて穴になった状態)が多く

透明なものは極めて稀で、

大抵はなにがしかのインクルージョンがある物が多く、

写真のようなアイクリーンなものは、

非常に高額になる事がある。


平行状に入るインクルージョンが多いために

カボションにするとシャトヤンシーを示すものが多く、

ベリロナイトのファセットカットルースよりも

カボションでキャッツアイとして見かけることが多いが

産出自体が稀なために探そうとしても

なかなか見つからない1石であるので

見つけた時に気に入れば入手するのを検討するに値する1石。

ただかなりガチャガチャな感じなものが多いのと

基本的に無色又は白色なので

綺麗!という石でもなく

かなりマニアックな石ではある。


挿絵(By みてみん)

3.03ct

ブラジル産


キャッツアイ図鑑の方にも登場させたもの。

写真のキャッツアイは撮影時に

インクルージョンを鮮明に写しやすい為に

かなりガチャく見えるが

実物はもう少し綺麗に感じる。

これを入手するまでに数度見かけたことはあったものの

あまりにもガチャい感じが強すぎて

食指が動かなかったが

透明感も十分に感じられたためにようやく入手したもの

ブックマーク登録や、

☆を★にしていただいたり

いいねをしていただけると

執筆の励みになりますので

是非もうひと手間ぽちっとしていただけると

作者が喜びます。


次回更新は明日10時予定です。

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