プルンボガマイト(鉛ゴム石)
ルース0.04ct
ラフ未計測
中国産
Plumbogummite
プルンボガマイト
(プルンボグマイト、プランボガマイト、プルムボガマイトなど)
和名:鉛ゴム石
組成:PbAl3(PO4)2(OH)5・H2O
分類:燐酸塩鉱物
硬度:4.0-5.0
晶系/産状:三方晶系/塊状、扁平状、扇状、腎臓状、柱状など
比重:4.014
条痕:白色
劈開:なし
断口:不規則
光沢:樹脂光沢
屈折率:1.653-1.688
発見年:1819年
命名年:1832年
主な色:青、緑、灰色、黄色
名の由来はラテン語で鉛(plubbum)とゴム(gummi)から来ており、
そのうちのゴムがどこから来たかというと
表面がゴム被膜に似ていたことから
この名がつけられた。
結晶が小さいためルースに出来る素材そのものが少なく、
カットルースは相当にレアになってくるであろう1石ではあるが、
小さいながらも非常に目を引く蒼い石。
鉱物標本としては不透明な青い石で、
黄色のミメット鉱の仮晶として、
全体を本鉱が覆っているものが近年話題になってました。
ルースとしては滅多に無い為、
「プルンボガマイト」(又はプランボガマイト)など
カナ表記の限界もあるため検索しても、
ほとんど情報がえられないが、
鉱物標本としては人気があるため
和名の鉛ゴム石で検索した方が情報が出る
産出国としては標本では透明感もある中国産が有名ではあるが、
他にもオーストラリア、オーストリア、フランス、ドイツ、
ポルトガル、アメリカ、イギリス、スペインなど
世界各国で産出があり、
日本でも1974年に北海道で発見報告があったのを最初に
兵庫、静岡、山口、岡山、島根など
ちらほら報告がある。
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次回更新日は13日10時です。