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マナ欠乏症という病  作者: あんにゅい
2/5

2話

まともに食事をしたのは何日ぶりだろうか、パンと味付けしたスープに野菜の切れ端が入った質素なスープであったがとても暖かく心安らぐ味だった。スープを飲んで安心したのかいつの間にやら眠っていたらしい。枕元に、出かけてくると書置きがあった。時間を持て余した私は本棚に手をかけた。


薬草学、医術書、、そしてマナ欠乏症の資料がたくさん置いてある。リードさんは妹をマナ欠乏症で亡くしたと言っていた。冒険者がこの数の資料を集めるのは大変な苦労がな苦労があったことだう。


各地の医者や研究者が治療法を模索しているが未だ見つからない病。それに私はかかってしまった。

生きられるのは長くて5年。それまでに治療法が見つかることをただ願うのみだ。


パラパラと本を捲っているとドアをノックする音が聞こえた。ハイと返事をするとドアを開けtリードさんが目に映る。


「ああ、起きてたね、風呂沸かしてあるから入ってくるといい、女性の服なんて買ったことないから適当に店員さんに見繕って貰ったものだけど」


見た感じ小さな一軒家だがお風呂があるらしい。入浴の文化は最近になって広まったもので裕福な家庭にしかないと思っていたけど、体感1週間はお風呂に入っていなかったためとてもありがたい。

買ってきてもらった服はシンプルな白いフリルのついたシャツで好みの見た目だった。


「ありがとうございます!ここまでしていただいて感謝しきれません!」

見ず知らずの人にここまでしてくれるなんてなんて親切な方に見付けてもらえたのだろう。

妹さんに似ていたから?それだけの理由で?

私は嫌な想像をしてしまったがすぐに考えを改める。

うん、大丈夫、それにすこしくらいなら・・・・・・って駄目駄目そんなこと考えない!

「お、お風呂はいってきまーす」

「ん?どうした顔赤くして、ま、行っておいで、部屋出て左にまがったところね」

私は少し駆け足で部屋を出た。


「あがりましたー」

と私

「ん、似合ってってるね、サイズぱっと見だったけどちょうどいいね」

「お昼ご飯できてるから食べようか」


入浴している間にご飯の用意をしてくれたみたい。今回はベッドの上ではなくしっかりとテーブルについて食事をした。朝と同じようにパンとスープだったが今回はスープにお肉が入っていた。


「食べながら聞いてくれアリス。これから君の治療の為に々な場所を回ろうと思う」







続かない

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