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【13-1】一脚のワイングラス

前回のラストで、【13-1:一脚のワイングラス】を選んだ方はこちらです!

私は聴取が終わった際に、

達が部屋を出たら、必ず鍵を閉めてください。

そして私が良いと言うまで、決して部屋から出ないように」

と招待客達に必ず言うようにしていた。


私は犯人に対して、遠回しにトラップの存在を知らせていた。

 

トラップの存在を知らせておくこと自体が、犯人への抑止力となるからだ。

 

あとは、犯人がその事に気付くかどうかであった。


 


残念ながら、この選択肢は不正解だ。

 

さらに言えば、三つあった選択肢の中で最も正解から遠い選択肢となる。


必要な脚数を間違えたという事は、

つまりあなたはワイングラスの使用方法も分からなかったという事だろう。


 


これは非常に単純なトラップだ。

 

一脚でなかったという事は、当然ながら七脚か十脚のどちらかという事になる。

 

七という数字と十という数字。

 

ここまで言えば、ピンと来たのではないだろうか。

 

そのうえで、私が言ったアドバイスを思い出してもらいたい。

 

そしてもしよければ、改めてワイングラスの使用方法について検討したうえで、

残り二つの選択肢のうちのどちらかを選んで欲しい。


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