1.一人目、二人目
「ん?何だこれ」
自宅にあるカラスの様な真っ黒ポストの中にはこれまた真っ黒な封筒が一通。封筒には赤く『東雲雪彦様』と書かれているだけで送り主の名前、住所は無い。
「とりあえず優斗にでも聞いてみるか」
NAINEを開き優斗に写真を送る。
♦♦♦
NAINE
なんかあったw
なんじゃそりゃw
振って音する?
しない
曲げてみて硬いものはいってる?
入ってないと思う。なんで?
憾みでも買ってカミソリでも
入ってるのかとw
とりあえずカッターで開けてみ
ひどいなw
すこし待って
おけ
『ゆっきー(笑)さんから画像が送られました』
なんか、まきますかまきませんか
的な紙入ってたw
ずいぶん古いネタだなw
行きますに丸してみ、お前の好き
な双子の庭師が来るかもよw
『YUTOさんから画像が送られました』
まぁーた懐かしい物をw
やるだけやってみるわ
せいぜい頑張りやがるですっw
ヾ(^_^)マタネー
ヾ(^_^)マタネー
♦♦♦
「何にも起きないと思うけど丸してみるか」
鉛筆立てから適当に鉛筆を取り『行きます』に丸をする。その瞬間、頭に何かが当たり俺の意識は刈り取られた。
なんで?
♦♦♦
NAINE
自分にも届いてたから丸しといたw
少ないですが今回はここまでで