侯爵令嬢は狂ったように笑う(((*≧艸≦)ププッ
ノリしかない。ノリきるしかない。
「クックックックッアーッハッハッハっ」
狂ったように笑う彼女こそ、ある意味時の人
、侯爵令嬢シュレリア・ミュゼ・ハウリング現在15歳である。
5歳の時に王家から打診があり、王太子殿下の婚約者となり、今年社交会デビューを控えていた………はずだった。
ありたいていに言えば、王太子殿下ジルニア・イシュ・アルタニアの心変わりである。 よくある話で、街に視察で降りていき、平民の美少女にたぶらかさr……げふんげふん。
最初は怒っていた国王様も、その平民の少女ミモザのお腹に王太子殿下の子供が、居るとわかるとシブシブ少女のことを、認めてしまい。(いや、王太子殿下どんだけ手が早いんだよゴラァ!!
私の時は、手すら握らぬ、目も合わさぬ、といったカンジだったろ?あん?好みじゃなかった?バカヤロォ此方だって願い下げなんだょ!!)
ふんふんと、荒い息を吐きながら、腕をシャドウボクシングの様に付きだして居るところを、侍女のユルルに目撃されてしまう。
「きゃーっシュレリア様止めて下さいませ」
(やっべ侍女に見付かった……誤魔化せるか?いや、誤魔化さなくともいい、家の者だ何とかなる、否!!して見せる!!)
「あら、ユルルどうしましたの?そのように大きな声を出したりして。」
誤魔化せるなら、誤魔化してぇ…と思い、私付きの侍女に何事も無かったように声を掛けるが……………………無駄だった。
ユルルは真っ青な顔をして、更に叫び出した。
「お嬢様がっ…シュレリア様が、御乱心召されております!誰かぁーっ居ないのですかぁーっ」
(チッ……何故バレたし???)
↑
何故バレないとおもったし?
ユルルを黙らすか、それともこのまま勢いに任せて……王宮に乗り込み………と、ほんの僅かな時間に考えを、巡らせているといつの間にか来ていた我が家の護衛騎士2名に捕まり、まるで囚人のような扱いを受け怒り浸透な私を、更に嘲笑うかの様に我が家に入ってきた男…………てめえ、良く私の前に顔出せたもんだなぁ………王太子いや、このゲスヤロォ~。
イキナリな王太子殿下の登場に、私を囚えていた手を放し、ひざまづく護衛騎士逹。
王宮に行く手間が、省けたってもんよ!
「シュレリア……すまぬ。お主を、大変傷つけたことと、思うておる………今回のことは……余は……本当は……」
何だかごちゃごちゃ言ってっけど、知るかっ。喰・ら・い・や・が・れ!!
「秘技にして、妙技乙女の純情な感情爆発パーンチっ」
ただただ…メリケンサックをはめた拳を、王太子☆殿下の美貌に向かって打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし…打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし打つべし……………。
「アッハッハッハッハッ…ヒャッハッハッハッハッハ」
王太子殿下の顔が、まるでグチャグチャのアンパ〇マンになる頃、余りのことに呆然としていた護衛騎士にが正気になり止めた為、王太子殿下の命は一命を、とりとめましたとさ♪
この後のシュレリア嬢の行方は、一部の者しか知らない。
事もない…。
有り余るヤっちゃった感




