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俺、ちょっくら異世界でサバイバルしてきます。  作者: あんぱん極
第一章 異世界召喚
1/5

1話 プロローグ

 最近見るサイトは何だって?

 そうだな、俺は通販サイトやら小説サイトを見ることが多い。

 通販サイトでは好きなライトノベルとかハマっている飲み物だとか帰るし、わざわざ外にでなくても良いという便利なサイトだしな。

 小説サイトに関しては読むラノベがなかったりSNSで勧められた作品なんかを読むことが多い。

 小説サイトを見てて思う事はいくつかあるぜ?

 異世界に飛ばされただの能力開花によってチート能力者になって無双したりだとかさ?

 正直、その手の作品が多くなってきてるけれど俺は好きなジャンルなんだよね。というかこの話はまったく関係ないんだけどね?


 ピロリーン…ピロリーン


『おっと……』


 頭の中で独り言に興じていると突然iPhoneの通知音が部屋に鳴り響いた。


 iPhoneに届いたメールを開いてみたらそこに表示されたのはいつも利用している通販サイトのYohanesuからのものだった。


 [成瀬 侑哉様へ オススメ商品:三色のコーラ]


『ほぅ……三色か…』

 実のところ俺は無類のコーラ好きでメーカー問わずになんでも飲むがロー〇ンストア100のコーラの味は好まない。


 三色のコーラと言っても赤、黄、青の三色でそれぞれに味が付いているのだが正直に言ってもうこれってコーラじゃなくね?

 赤は通常のものか苺だとか林檎だと予想できる。

 黄色に関しては柑橘類だろう。

 青は珍しいのだが過去にどこかのメーカーがブルーハワイ味だとかで出してたからきっとそれに近い物だと思う。

 だが、コーラ好きとしては飲まずにはいられない。


 そう思いながら俺は購入ボタンをポチッたのであった。


 俺はこの時、思いもしなかった……

 まさかあのコーラのせいであんな事になるとは……


 というフラグを建てといて2,3日で届くコーラを楽しみにSNSで情報収集を始めた。



 三色のコーラを購入してから3日経った3月26日。

 どうやら俺が寝てる間に届いたようで部屋の前に親が置いておいてくれたらしい。

 親に感謝せねば……シュバッバババババ……よし、感謝終了!!!


 さてさて、開封♪開封♪

 無駄に大きなダンボール箱に入っていた500mlのボトルが1本あった。


 あれ?俺、1カートンで買ったと思うんだけどなぁ……

 ぼったくりか?発注ミス?えぇい、めんどくさい。

 とりあえず飲む。それしかあるまい。


 ピリピリ……プシュェッ……


 音から察するにまぁまぁな炭酸でござる。

 ある程度、慣れると音でどのぐらいの炭酸かわかるよね?


 グビッグビッ


 寝起きで渇いた喉を潤すように三色のコーラを流し込む。

 あまりの美味さに一気飲みをしてしまった。


『味は赤が通常の味で黄色がレモンで青が……』


 味を確かめてる内に寝起きだからか眠気が急に襲っきて青色の味が何か言い当てる前に……


『あ……あっれ……急に眠気が……。』


 俺はその場で倒れて寝た。



 ピロリーン……ピロリーン


 [成瀬 侑哉様へ 三色のコーラの味には飲んでから10秒以内に全て味を答えないと睡眠薬の効果が出て異世界へ飛ばされます。]

あー、異世界系って何でもアリって感じが強いよね。


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