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龍の翡翠玉   作者: 遊兎
12/38

特例。

さて、おれの昔話はここまでに

しておいて、スティラ校長のお話に

戻ろうか。


彼は厳しい面持ちで部屋を

見渡しながら生徒に告げる。


「もう知っている者もいるとは思うが、

…ドラゴンだ。我が校に、

ドラゴンが襲来した」


ざわっと、空気が動き出す。

無理もない、きっと

ラシュテルゲン開校以来の

大事件なのだろう。


恐れの声をあげる人もいれば、

ドラゴンなんて魔法で捻り潰してやると

挑戦的なことを言う人もいる。

もちろん、俺は後者の心構えだぜ。


「しばらくは外での授業は禁止にします。校内で不審なものを見たり、

怪しい話を聞いたりした者は、

直ちにわたしに直接言いにきなさい。

以上!」


へー、スティラに直接か。特例だな…。



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