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心削り師 弥一とノミの神

作者:ナフト
最新エピソード掲載日:2026/03/22
江戸の片隅で大工として働く弥一は、ある日、鑿の影から現れた小さな神様――ノミの神・正と出会う。

「人の心は木と同じ。
 歪んだまま放っておくと、世界ごと割れてしまうよ」

そう告げる正と共に、弥一は“心の歪み”が形となって現れる異界――
魔窟(まくつ)へ踏み込むことになる。

魔窟の中には、言えなかった言葉、押し殺した感情、
誰にも見せられなかった本音が渦巻き、人を呑み込み、壊していく。

弥一は鑿を手に、正の導きで“歪み”だけを削り、人々の心を救っていく。

しかし、魔窟が開くたび、世界のどこかに小さなひびが走る。
弥一は気づかない、正だけが、そのひびの広がりに怯えていた。

やがて、最も大切な存在――弥一の師匠の心が限界を迎える。

長年、魔窟に向き合い続け、心をすり減らし、疲弊しきった師匠。
その心が折れたとき、江戸を呑み込む最大の魔窟が開く。

世界を支える“御柱”となれるのは、
師匠か、弥一か、それとも――。

心を削り、世界を救う。
大工と小さな神様が紡ぐ、江戸幻想譚。
そして最後に訪れる、
静かで、痛くて、優しい別れ。
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