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変わりゆく日常

俺達はショッピングモールで生活用品を買うことになった

「とりあえず食器とかだな今時、100均に売ってるか」

「100均って何ですか?」

「ん?大体のものは100円で揃う場所だ」

「100円とは凄いですね

そんなので利益が出るのでしょうか」

「出てるから長年続いてるんだろう

確かに、原価が何円かわからないな

それより、リリアってどこから来たんだ?」

「アスタリフィアル王国ってところから空間移動で逃げてきたらここに来たのです」

「あれ、そんな国あったか?」

「ここからは異世界となります」

「異世界人か」

異世界人は地球人とかと一緒の生活なのか?

俺はそんなことを考えながら生活用品を揃える

ダイソーや服屋を巡り全て揃った頃には5時ごろだ

リリアは猫が好きなようだ

猫が描かれてるものを好き好んで飼ってるからそう気づいた

「全部済んだし、帰るか?」

「うん」

そういえばどうやって帰ろう

リリアを自転車の後ろに乗らせるか

でも、見られたら罰金か

なら、押して帰るか

歩いて1時間はかかるけど頑張るか

「こっから、歩いて帰るか」

「なんでですか?

自転車の後ろに乗れば良いじゃないですか?」

「それやると罰金なんだよ」

「それって見られなければ良いんですよね?」

「おう」

「なら私達を見えなくする魔法を使えますよ」

「ならそれをお願いするか」

俺とリリアは自転車に跨り認識阻害をかけ自転車を漕ぐ

漕ぎながら俺はこう聞いた

「リリアはこの世界で何かする事はあるのか?」

「この世界に迷い込んだ魔獣の討伐をしないといけないのです

この世界で繁殖したら大変ですからね」

「そうか

俺に討伐とかでも手伝えることがあればなんでも言えよ」

「討伐に関しては流君を困らせるわけにはいけないのです

でも、私と契約を交わして私の奴隷になれば私みたいに属性魔法を使えます」

契約か。

それって、まどか⚪︎マギカみたいな感じか?

「それってま⚪︎マギみたいな感じか?」

「それは知らないけど契約を交わして魔法を使えるようになれば私の魔導石を少し分けてそこから魔法を出すのです

魔導石は魔法を使えば削れるけど時間が経てば

復活するからオールOKなのです」

「まぁ考えとくよ」

そこからは他愛無い会話をして家に着いた

家は二階建てで6部屋あるマンションだ

ちなみに、俺の部屋は2階の一番奥の部屋だ

「じゃあ入るのです!」

嬉しそうに入る

このマンションは2LDKだが俺は一人暮らしで一部屋余ってたからその部屋をリリアの部屋にするか

俺は家に入り電気をつけてその空き部屋に行きこう言う

「ここはリリアの部屋だ

ベットはないから敷布団になる」

「部屋もくれるのですか!?」

「おう」

「てっきり、私はリビングのソファーで寝るのかと思ってました」

「リリアをソファーで寝かすなら俺が寝る」

そう冗談混じりに言い布団を持ってくる

そして布団を部屋の隅に敷きひとまずは寝床を確保した

「何か部屋に欲しいものでもあるか?」

「強いていえば机と椅子なのです

でも大丈夫です

お金も無限にあるわけじゃないだろうし」

「金なら仕送りとバイト代があるから大丈夫だ

まぁ、破産はしないようにするが机と椅子なら週末に買いに行くか」

そう言うとぱぁと笑顔になる

全く、ものすごく可愛いな

「なら、家事は私がやるのです」

「わかった

そういえば平日は学校とバイトで忙しいから居ない時が多いかも知れない

バイトは月水金だから覚えておいてくれ」

「わかりました

なら早速ご飯を作るのです」

リリアは部屋を出て冷蔵庫を開ける

だが、今冷蔵庫はすっからかんだった

「食べ物買うの忘れてた」

「絶望的なのです」

「とりあえず、今日はコンビニ行ってコンビニ飯と明日のパンを買うか」

「そうですね」

俺だけコンビニに行き適当に弁当とパンを買い家に戻る

「ただいま〜」

「お帰りなさい」

そうか今はおかえりと返してくれる人が居るのか

俺は一人暮らしで孤独だった

でも、今はリリアが住んでくれるから孤独じゃない

「飯買ってきたから食うか」

「そうですね」

俺は唐揚げ弁当とサラダ弁当を買ってきた

「サラダと唐揚げどっち食うか?」

「私はサラダが良いのです」

「わかったなら俺は唐揚げを食うか」

俺とリリアは机で蓋を開け一緒に食べる

「「いただきます」」

「すごく美味しいのです」

「サラダも美味そうだな」

「なら、唐揚げと交換しましょう」

「わかった」

俺はリリアと唐揚げとサラダを交換した

「こっちも美味しいです」

「サラダもうまいな」

10分ほど後俺たちは食べ終わった

「食べ終わったし風呂でも入るか

リリア先入るか?」

「なら先入るのです」

俺は湯船にお湯を入れてリリアが風呂に入った

俺はリビングでスマホを触っているとふと思い出した

洗濯用の洗剤の詰め替えをしないといけないんだった

リリアも風呂に入ってすぐだし出てこないだろう

一瞬で変えるか

俺は洗濯用洗剤を変えるために洗濯機の前に行き詰め替え用洗剤を探しているとなんと言うことでしょう

タイミングバッチリリリアが出てきてしまった

「リリアこれは違う

俺はただ洗濯用洗剤を変えにきただけだ」

俺は目を逸らしながら赤面するリリアに説明する

するとリリアは持っていた桶をこう叫びながら俺の顔面に投げつける

「へんたいーーー!!

下心ないとか言ってたくせにーーー!!」

俺はリビングに慌てて戻る

これは出てきたらとんでもないことになりそうだな

結果俺は風呂から出てきたリリアにポコスカ叩かれそれだけで済んだ

でも俺は同時にこう思ったこれから楽しくなりそうだな

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