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夢かうつつか

作者: NNNNNmatchy
掲載日:2025/06/01

「さ、行こうか」

「はい! 今日は何観ます?」

「うーんそうだな……まあ10本は観たいよね」

「っすね」

「でも最後にテリファー2は厳しかったよねえ!」

「あれはさすがに……長すぎました」

「順番が悪かったよね」

「はい。いい加減黒澤の夢は?」

「ああ、ね。観たいけど……あれ絶対寝るよね」

「ま、始めに飲みながらでも」

「そっか。……夢で思い出したけどさ、この間超リアルな夢見て!」

「へえ夢か……俺全然見ないっすね」

「うーん俺眠りが浅いんかな? めっちゃリアルで。って言っても世界はおかしいんだよ? リアルなのは質感で」

「はい」

「匂いとかもわかるし……階段上ったら本当に疲れるの、凄くない?」

「疲れるんすか」

「そう! あ、でさ、これはずっと夢だったのかって迷ってる話があって」

「ほう」

「いや夢ってさどんなに衝撃的でも忘れてくもんじゃん?」

「はい」

「ちっちゃい時の記憶なんだけど、おばあちゃん家で。外だったかな? 立ちションしたらさチンコからゲジゲジが出てきて!」

「ええ?! いや夢でしょ、さすがに」

「まあだよな、普通に考えれば」

「だってやばいっしょ、病院行かなきゃ」

「確かにね。でもずっとこの記憶ある」

「いや夢っすよそれは」

「そっか。怖いな」

「っすね。あ、怖いといえば死ぬ夢ならありますよ、あんま覚えてないけど」

「死ぬ夢か〜! いや俺逆に、殺しちゃった夢ならある」

「え、殺しちゃった?」

「そう、確か、Uさん家行った帰りでコンビニ寄って」

「ほう」

「で、ちょうど君に出くわして」

「アイス買ったんすよね!」

「そうそう、てかこれ夢だから」

「ああ、はい」

「で、最近Iさん見ないっすねなんて言われて俺内心ドキドキで! ほら俺がもう殺しちゃってるから!」

「ああ」

「急いで帰ってさ」

「それ……この間先輩が酔った帰りっすよね?」

「え、ああそういや」

「それ、たぶん夢じゃないっすよ。先輩青い服だったでしょ!」

「え?」

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