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初仕事

 集合時間は朝の十時。待ち合わせ場所は五井駅。私と優希は、家から一番近い駅で待ち合わせをして目的地へと向かった。ちなみにクレバーとライダーは下見などがあるので先に出かけている。

「ちょっと早すぎたかな?」

二人が五井駅についたのは、朝の九時だった。五井はデパートなどがまあまあたくさんあるところなので休日に入ったばっかりのこの町は朝の九時なのに少し混んでいる。

 私たちのそばを子供づれの親子が風船をもらって笑い合いながら通り過ぎて行った。その先で、初々しいカップルが並んで椅子に座りクレープを食べている。

 きっとそのうち「クリームが付いているよ」とどちらかが言ってクリームをとるというお約束をやるのだろうな。あれ……もしかして本やマンガの読みすぎ?

 私と優希は、とりあえず近くのベンチに座った。

「……ルカ、やっぱりいくらなんでも出発時間が早すぎたんじゃねえの?」

優希はちょっと怒ったような顔で言った。眉間にしわが寄っている。

「だって……優希がまた遅刻すると思ったんだもん」

 優希は今日ちょっと不機嫌だ。

 それもそのはず、今日の待ち合わせ、私は時間を大幅に見積もって決めた。優希がいつも学校に遅刻しているし、きっと遅れてくるだろうと思ったのだ。

 しかし、優希は遅刻してくるどころか私よりも速く来ていた。私は驚き、優希に待ち合わせの時間についてのことを説明したら、優希に

「俺は学校には遅刻するけど友達との約束に遅れたことはないんだぜ!?」

と怒鳴られてしまった。

 でも、それなら学校にもちゃんとくればいいのに……


 気まずい雰囲気のままベンチに座っていると、私のおなかがなってしまった。私は優希を待つ間にマックででも朝食を買って食べようと思っていたので結局朝食を食べられなかったのだ。

 私は、自分の顔が今真っ赤になっていることに気付いた。やばい、優希に笑われると思って、急いでそっぽを向く。

 ……あれ? なんも反応しないな。と思って優希のほうを見たら、優希は必死におなかと口を押さえながら笑うのを我慢していた。肩が揺れて、顔は真っ赤に上気している。

「……わ、笑うことないじゃん」

その優希の様子に気づいたら、私は恥ずかしくなって更に真っ赤になり、なぜか涙が出そうになってきてしまった。

「ご、ごめんごめん……クレープ屋かマックかに行く?」

優希は私の顔に気付いたのかわからないが、ちょっと焦っている。私はそんな優希を見ていたら自分も笑えて来た。なんで優希相手に恥ずかしくなったのだろう。いつもどおりに、気軽にいればいいのではないか。

 ちなみに、優希とはクレープを食べたが「クリームが付いているよ」というお約束は1度もなかった。


 クレープを食べ終わったらちょうど十時十分前だった。待ち合わせ場所に向かったら、桜木さんとエミリちゃんがが椅子に座って待っていた。来てないのは、速水さんと田野口さんだけだった。

「おはよう」

桜木さんが私たちに一番に気がついて、にっこりと笑い手を振ってくれた。ベンチに座って携帯をいじっていたエミリちゃんもわたしたちのほうを見た。この頃子供に携帯を持たす親が増えていると聞くが、早すぎではないかと思う。

「おはようございます」

私と優希は挨拶をして、エミリちゃんの座っているペンチの後ろに立った。

「いよいよですね……」

優希がそんなことを言いながら苦笑いをした。桜木さんも困ったように眉を寄せたまま笑う。

「まさか、こんなことになるとは思わなかったよ」

「でも、やりたくなければ参加しなければいいんじゃないんですか?」

私は思っていたことを桜木さんに聞いた。田野口さんも速水さんもお金がほしそうだということは目に見えて分かったが、桜木さんはむしろ困っているような顔をしていたのだ。

「うん。でも、僕は今バイトで生活してるから百万円っていうのは魅力的だったんだよね」

桜木さんはそういいながらも目を泳がせた。まだ迷いがあるようだ。

 

 「ごめーん! 遅くなっちゃって」

田野口さんと速水さんはほぼ同時に来た。待ち合わせより10分遅れている。

「ふう、やっと全員そろったようだな」

急に後ろから聞き覚えのある声がしたので、びっくりして振り返った。するとそこにはクレバーたち六人がそろっていた。

「い、いつの間に来てたの!?」

クレバーは私たちを見て微笑し、話を続けた。

「さあ、一つ目の石を手に入れに行こうか」

 こんにちは。海星です。

 超人になれる本も7話まで行きました。

 いつも感想ありがとうございます。今回はこの場を借りて説明しておきたいことがあります。

 いただいた感想のなかに、「書かれている批評について直したほうがいい」というのがよくあります。

 でも、私としては直しているつもりなのです。たぶん私の能力不足のせいです。

 もし、せっかく批評を書いたのに直されてないと不満になった方がいらっしゃったらすみませんでした。

 もし誤字についての指摘を直してなかったら、見逃してるのかもしれません。

 あと、私の文章が一人称なのは、この話には恋愛要素を入れるつもりなので一人称のほうがいいと思ったからです。もしかしたら途中で三人称も使うかもしれません(ルカがいない時などで)。

 

 あともう1つお知らせです。

 私は今年受験があり、忙しくなってきたので更新が遅くなります。

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