花雲流原理書
めちゃ短い。
てか花雲流はただのフレーバーなんだ長いわけが無いだろ(愚痴)
花雲流とは現代において、花に叢雲こそが美しいと言う最初の意味から180°反対になったことを忘れず、未だに本来の意味を追う流派。だからとは言わないが、本来の意味と真反対に生きている。
花雲流太刀の理。
本来、太刀とは相手に理解をさせない、一撃で決める武器である。だからこそ、一撃では決められない理を持った武器とあいなった。
数で決めろ。相手の力は自分の力を上回っている。足りないのなら数で補え。
花雲流大剣の理。
本来、大剣とは圧倒的な暴力、力を持ってして相手を潰す武器である。だからこそ、繊細な流れを描き、相手に魅せつける武器とあいなった。
技術を魅せろ。相手は自分より暴力的である。足りないのなら技術で補え。
花雲流直剣の理。
本来、直剣とは細やかな技術が光る、玄人向けの武器である。だからこそ、暴力的に、繊細な技術の全てを叩きのめす武器とあいなった。
圧倒的な暴力を叩きつけろ。相手は己より繊細である。足りないのなら力で補え。
花雲流共通技術 裏
凪
この文字が示すのは、風一つ吹かないただひたすらに静かで少しの力が加わるだけで壊れてしまう、繊細な空間である。ならば、己以外を全て黙らせる。風が吹く範囲の全てを暴力的に、風すらも切り伏せてしまえ。
つまり範囲内(文字通り風が吹いている空間内)全部を全部切り伏せて自分以外の全てを黙らせてやろうって技。
悪鬼羅刹
この文字が示すのは、悪鬼や羅刹、あらゆる恐ろしい魔物である。つまり大量の恐ろしいものと言う意味に置き換えられる。ならば、己一人のみを悪鬼羅刹としてもう一つ、悪鬼羅刹となり得る物の全てを一断ちにて沈めてしまえ。
つまり、自分が出せる速度、威力を持ってして自分と同じ、同等の敵をたった一断ちで切り伏せてしまおうって技。
蝗害
この文字が示すのは、全てを喰らい、全てを破壊する、その後には何も残らない自然災害では無い、災害である。ならば大量の一断ちにて目標とする物全てを剣が喰らい、剣が破壊し、剣が後には何も残すな。その名の逆を冠するように、全てを残して、目標物のみを残すな。
つまり、凪みたいに剣を当てるんじゃなくて、切って、この世から見えないほどの塵にしろって技。
画竜点睛
放てれば究極、当たれば完成。この名前の通り、完璧な戦闘をした後にだけ放てる完成、つまりトドメの技。睛を入れれば完成か睛を入れずに完成か、完全に意見が分かれる絵としては、無い方が完成なんだろう。もしそれが本物になるためだったら入れて完成になるだろう。
武器によって入れる睛が変わる
作者のテキトーな説明付き。
画竜点睛だけはゲームのフレーバー意識