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詩全集2

添い遂げよう、ね

作者: 那須茄子

あなたの爪が

私の肌を軽く傷付けた 

薄く赤い血溜まりができる 

それを望ましそうな目で見るあなたが

怖くもあり

愛情深い人なんだねって

思い直したんだ

 

死ぬときは一緒に

帰るときは離れて

在り続けようね

私が先にそう言ったから

あなたはただ従うだけしかないの

主と従人である以上

主従関係はお利口さんでいて


誰かが見ている

だいたいは

素見したかのような我が物顔

誰一人として解っちゃいないのに

見ただけの形をそのまま 

理解しようと盛っていく

あ、それが面倒くさい

私たち二人で

勝手にするのに

どっか言って

読解力がない某人間



「ずっと」を合言葉にしていよう、ね



あなたの爪が

私の肌を軽く傷付けた 

薄く赤い血溜まりができる 

それを望ましそうな目で見るあなたが

怖くもあり

愛情深い人なんだねって

思い直したんだ

 

主従関係はお利口さんでいて

主と従人である以上

あなたはただ従うだけしかないの

私が先にそう言ったから


ぬときは一緒に

帰るときは離れて

在り続けようね

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