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とある作者の独り言12)n=1の感想

 一つの物の評価が割れるときがあります。十人十色ですから、全員の意見が同一ということは難しいでしょう。


 ユダヤ人社会では、全員一致の審決は無効だそうです。非常に興味深い考え方です。参考文献は多数ございますので、ぜひ、そちらをご覧ください。


 さて。とある映画の評判が真っ二つに割れているという話を、作者は傍観者として聞いていました。


 映画の題名は「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」です。


 言わずと知れた超有名ゲームキャラクターが主役の映画です。日本企業の一つである任天堂のゲーム、40年ほど前からあり、全世界で楽しまれているゲームをもとにした映画です


 楽しんでいる観客たちの感想を尻目に流れる批評家のコメントをなんとなく目にしていた時、一文が目に止まりました。

 

 「マリオのゲームを好きな人が楽しんでいるだけ」


 出典は失念いたしました。どなたの批評なのかを作者には突き止めることは困難です。ご了承いただけましたら幸いです。


 批評が何であれ。任天堂のマリオのゲームが好きな人が、マリオの映画を見に行って、楽しんでいるのだから別に良いのではないかしらと思いましたが、作者の中の天邪鬼が囁きました。


 「貴重なサンプルであるn=1の感想はどうかな」


 世の中には、任天堂のゲームをほとんどやったことがない人というのもいるのですよ。作者はその一人です。マリオおよび、マリオが出てくるその他のゲーム一切やったことがありません。ちなみに、他社メーカーのゲームも未経験です。


 ある程度知ってはいますよ。マリオとルイージが兄弟で、配管工で、イタリア系で、ゲームの中では、キノコで強くなったりする。ピーチ姫がヒロインで、敵役がクッパで亀みたいで。クッパの配下にいろいろなキャラクターがいて。


 作者の知識はその程度です。つまり好きも嫌いもなく、そもそも関心が薄い。貴重なサンプルですよね。多分。ただし、n=1ですので、作者の感想にどこまで意義があるかというと、無いですね。はっきり書きますが。


 話題の映画ですし、せっかくだから見に行くかと、ゲームと縁遠い作者、貴重なサンプルn=1として2D字幕の鑑賞に出掛けました。


 結論。良かったですよ。以下、感想です。名前を知らないキャラクターが多いので、ネタバレは防げるかとおもいますが。


は、


 作者は2Dでも楽しめました。これから映画をご覧になるご予定の方は引き返してくださいね。ところで、


3D

4D


 さて、感想です。


「愛らしい」 adorable 英単語一つ覚えた

キングコングのお父さんの(おとこ)っぷり。全力で約束を守る指導者って格好よいです。もちろん乗り物も。息子への愛が、きちんと息子に届いてよかったです。

緑の亀は敵ながらあっぱれ。

ハルバートを手にしたピーチ姫と、隣に立つキノピオが手にしているものが、凛々しい後ろ姿だけに可愛らしくて。

弟を助けるために頑張る兄と、その兄を助けた弟に感動。

動物愛護でしょうね。趣味を許されているペットに爆笑。酒場で歌う渋い燻し銀の声と思いきや、あの声とは。サイズと釣り合うのであぁあるべきなのですが。


 他にも沢山名場面がありました。


 他の方の感想をみて知ったのですが。マリオとルイージって双子の兄弟だったのですね。年齢が近い兄弟だと思っておりました。


 面白かったですね。年代に関係なく楽しめると思います。


メッセージ性が無いとの批評もあるそうですが、作者はあると思います。というわけで、作者なりに、作品のメッセージを考えてみました。


「諦めるな、恐れるな、立ち上がれ。伸ばしたその手で未来を掴め。愛と勇気は希望だ」


 ゲームを知らない人でも楽しめた映画でした。


 念のため記載しますが、作者は、任天堂から便宜をはかってもらったりはありません。


 この先は不定期投降の予定です。またいずれ、お会いしましょう。

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