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とある勇者の冒険譚  作者: azl
第二章 王国の魔物騒動
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初めての魔物

今回から二章です。

ところで、前回のあとがきに三人称が云々と書きましたが、よく考えたら冒頭のあれは三人称じゃなかったですね。どちらかといえば一人称でした。

 シュトレゴ草原は、フィロンストの領土の大部分を占める広大な草原だ。

 いや、それよりもフィロンストはシュトレゴ草原と言い換えてほうがいいかもしれない。

 つまり、シュトレゴ草原全域が、フィロンストの領土であり、フィロンストはシュトレゴ草原の恩恵により成り立っているのだ。 


 フィロンストは国王が支配する国、いわゆる王国だ。そしてシュトレゴ草原は王国を支える非常に大きな存在である。なにせ、フィロンストのありとあらゆるものはシュレトゴ草原から集まるのだから。おそらくフィロンストで見かけるほとんどのものが、シュトレゴ草原で収穫された物だろう。

 フィロンストの食料をシュトレゴ草原だけでそのほとんどを賄える理由は、その広大さ、そして肥沃な大地にある。

 豊富な地下水、そして日光が年中降り注いでいる、それゆえシュトレゴ平原では毎年王国の食料の大半を賄えるほどの大量の麦や野菜が収穫されるのだ。


 王国の軍事力もまたシュトレゴ草原の恩恵を大きく受けている。

 彼らのまとう甲冑や、盾、剣などの武具のもとになっている鉄、こういった物もシュトレゴ平原にある鉱山で産出されている。


 シュトレゴ草原は、畑や穀倉地帯に加え、鉱山もある。だがそれ以上に畜産が盛んだ。

 広大な牧場が多く、さらに非常に上質の牧草が収穫できる。それゆえ牛の品質が非常に高いというわけだ。

 俺も長老がたまーに買ってくる肉を食べたことがあるけれど、めちゃくちゃおいしかったのをとてもよく覚えている。できるのであればもう一度食べたいところでもある。


 なお、こういった食料や鉱産物は周辺の村々から運ばれてくるものが多い。

 それゆえ、王国と村々のつながりは強固なものとなっている。

 村は王国へ地域での産出物を提供する。逆に王国は村々への危険を排除するための軍事力を派遣する。

 どちらか片方が欠けてしまうと物事が成り立たなくなってしまうわけだ。

 ただし、先ほども言ったがシュトレゴ草原は非常に広い。

 王国から軍事力を派遣しても到着までに十日かかるといったこともあるそうだ。

 だが、驚異の排除に時間はかかるものの、その脅威が無視されることは絶対にない。

 それゆえ、フィロンストの人々の生活は全体的にみればかなり高い水準を保っているだろう。

 


 さてこのシュトレゴ草原、村を出る前にも聞いていたが魔物も出現する、とはいってもそこまで危険なものはいないそうだ。

 厳密にいえば、子供だと厳しいが、大人ならそれなりに余裕をもって一人でも勝てるレベルの魔物が出現するらしい。

 これから俺は魔物と戦っていく必要が出てくるだろう。少し練習して言ってもいいかもしれない。


 その魔物だが、ゴブリン系、オオカミ系がよく出没する、たまに、オーガ系の種族も見られるようだ。

オーガとはゴブリンの進化した種族だ。しかし、ゴブリンは非常に非力なのだ。それこそ食物連鎖の底辺と言い換えられるほど貧弱、オオカミに食われる個体が圧倒的だ。それ故ゴブリンがオーガへと進化することはほとんどない。だが、そんな過酷な環境を生き延び、さらに進化する個体は、ほかを隔絶する強さを持つということは言うまでもないだろう。彼らオーガの具体的な身体能力だが、強力な力、それに加え俊敏性も兼ね備えているらしく一般的な大人一人では絶対に勝てない、それこそ十分な”技能”がないと一人での勝利は難しいそうだ。多分無いとは思うけれど、見つかったら全力で逃げないといけない。どう考えても勝てないからな。


 オオカミ系は、俊敏性はあるが、力はそれほどでもない。ゴブリンはそれに加えて俊敏性もあまりない。恐らくそう苦戦することもないだろう。ただしこいつらは、群れでいる場合が多い。個々の力はさほど強くはないものの、群れとなると少々事情が異なる。奇襲の心配が出てきてしまうからな。いついかなる時も周囲への警戒は怠るな、ということだ。


 最後に俺の突っ切るルートだが、フィロンストは北方にある。つまり北方向に一直線だ。ブルーさんのガイドもあるし迷うことはないはずだ。

 ちなみにこの草原、本当にあたり一面草だらけなのだが、目印となるものがないのだ。道は整備されているそうだが今のところ見当たらない。しかもこの道というのも広大な草原のほんの一部分にすぎないわけで、あっちこっちと寄り道してたら絶対迷うなこりゃ。


 ちなみにこの情報はすべてブルーさんの提供だ。どこからこんな情報を仕入れたのか気になるところではあるが、案の定わからないそうだ。だけど、一番知りたがってるのはブルーさん本人だろうな。まぁ、その日が来るまで気長に待つとしよう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 草原に出てからそこそこのお時間がたった。太陽が俺のつむじをじろじろのぞき込み始める時間帯だ。

 さて、ハプニングというものは何の前ぶりもなくあらわれるもの。こっちに向かって誰かが走ってきているのを発見したのだ。俺の見間違いじゃなければ、うしろに何か引き連れている。


『残念ながら見間違いではなさそうですよ。多分ゴブリンです、おそらくはこちらに何とかしてほしいのでしょう』


『だよなぁ、うーむ・・・どうしよっか?』


 何に悩んでいるかといえば、あれをどう対処するかだ。

 今俺には二つの選択肢がある、簡単だ。見捨てるか見捨てないかの二つ。

 俺からしてみればわざわざ危険を冒す義理はない。むしろ、こっちに擦り付けようだなんて厚かましいぐらいだ。

 だけど・・・


『ブルー、あのままだとまずいか』


『そうですね、おそらく逃げ切ることはできず、殺されるでしょう。とはいえこの世は弱肉強食、見捨ててもあなたが責任を感じる必要はありません。』


 そうか・・・なら見捨てるべき・・・?

 いや、多分ここで見捨てたら一生後悔するだろう。

 俺の知っている勇者は、俺の理想とする勇者は困っている人を見捨てなかった。


 助けられるなら助けたい!!

 勇気と無謀は違うというが相手はゴブリン、食物連鎖の底辺だ。

 絶対に俺が勝つ。

 というかそもそもの話、ゴブリンにも勝てないようじゃ魔王を討つなんて夢のまた夢の話だろう。


『悪いな、ブルー。俺には見捨てるなんてできそうにない。』


『・・・ゴブリンは雑魚の中の雑魚、練習にはもってこいの相手です。経験を積むことも大事ですからね、まぁいいんじゃないですか。』


『ありがとう。ただ初めての実戦なんだ、アドバイスしてくれるか?』


『わかりました、ただこの程度の相手に苦戦することはないようにしてください。』


 勿論!!


「おいッ!!こっちに向かってこい、遠慮はいらん!!」


 ありったけの声で叫んだ。どうやら声は聞こえたみたいだ。

 二つの像がだんだんとこっちに近づいてきている。

 恐怖がないわけではない。当たり前だ、いまから行うのは殺し合いなのだ。

 でも俺は一人じゃない。落ち着いていこう。そうすればうまくいく。


「ありがとう、旅のお方。助かりました。」


 やってきたのはしわしわのじいさん。とゴブリン。

 やってきた爺さんは草の入ったかごを何やら大事そうに抱えている。


「気にしないで。さぁ俺の後ろに隠れててください。」


 震えそうな声を気合で戻す。

 恐怖を見せて不安にしてしまってはいけないからな。


「おぉ、ありがとうございます。」


 爺さんが俺の後ろに隠れる。

 さて、爺さんが俺の後ろに隠れたところで、獲物に視線を移す。

 

 身長は俺の鳩尾くらい、皮膚の色は緑色で白と黒の区別のない瞳が俺をにらみつけている。


 遠目から見れば人間の子供にも見えた。しかし近く見てみると全く違う。


 俺を殺そうとしているのが一目でわかる。


 殺らなければ殺られる。この瞳はその事実をひしひしと俺に伝えてくる。


 しかし殺されるのはお前のほうだ、俺は今からお前を殺す。生き延びるために。


 俺は背負っている剣(ブルー)ではなく、腰に差してあった長剣を引き抜いた。


『おや、私じゃないんですか?』


『お前は重いからな。』


 ブルーのせいにしたが、これに関しては非力な俺が悪いと思う。


『・・・ちょっと失礼な気がしますが、見逃しましょう。とはいえそのための身体強化魔法です。もう少しで完成しそうですから楽しみにしておいてください。』


 わかったよ。さすがだな。

 ブルーさんのおかげで少し落ち着いてきた。

 いくら言葉で鼓舞してもやはり殺しへの震えと胸の高まりはなかなか止まることがない。

 震えは無理やり押し殺している。

 それでも、覚悟はできていた。


 俺はゆっくりと長剣を正面に構えた。

 長剣といっても腕の半分くらいの長さだ。

 盾はない。俺には筋力がないから攻撃を受け止めるのが難しいのだ。だから攻撃を受け止めるよりも避けたほうが良いと判断した、それ故邪魔になりそうな盾はない。

 俺はほかの人に比べて、動体視力と瞬発力はあるほうだと自負している。

 だがら避けられるという自信はあった。

 ゴブリンの武器は木製のこん棒、殴られたらかなり痛いだろう。

 殴られたら、の話だが。

 俺はゴブリンの周りをまわるように移動している。

 常に相手から目を離してはいけない・・・。

 いかん、一つ大事なことを忘れていた。


『ブルー、奇襲の心配は?』


『よく思い出しました。今回は群れからはぐれた個体のようですから奇襲の心配はないと考えて問題ありません。それに彼らの筋力では私の察知外からの狙撃は不可能でしょう。』


 わかった。

 しかしブルーさんは本当に頼りになる。

 だけど、こいつを殺すのはブルーさんじゃない、これは俺にしかできないことだ。


 剣を構えて相手を観察する。

 腕や足の動きを絶対に見逃さないように・・・

 っ!!来る!!


 最初に動いたのはゴブリンだった。

 だが聞いていた通り俊敏性はない。

 足の動きでこちらに飛んで来ること、それに加えて移動経路でさえも容易に予想できる。

 ゴブリンは俺に向かって飛び掛かってきている。空中で動きを変える様子もない、直線状の攻撃だ。それゆえ着地地点も想定できる。

 だから、もうすでにその動きに対してとるべき行動を俺は把握していた。

 行動が分かっているならそれに合わせて動くだけだ。

 横に飛び、そして斬るッ!!


 着地したゴブリンの目が驚愕によるものか開かれる。

 そこに俺はいない。

 そこに”来る”のは俺の剣の一撃だけだッ!!

 肉を切った感覚があった。

 よしッ!!当たったッ!!

 かなりいい一撃だったと思う。

 しかし、喜ぶには少し早かったようだ。


『なかなかいい動きでしたよ。ですがまだ終わってはいません。魔物はしぶといですから、頭を破壊する、或いは心臓を破壊しない限り、勝負はついていないと考えたほうが良いです。』


 どうやらそのようだ。

 右肩から左腰に掛けて大きな傷があるにもかかわらず、一切痛がっている様子を見せない。

 むしろ、その瞳は殺意によってますますぎらぎらと輝いている。

 もう一度体制を立て直したい。

 だが、ことが予想通りに動かせるとは限らないのが殺し合いというもの。

 ゴブリンがいきなり俺に向かってとびかかってきたのだ。


『気を付けて、手負いの獣どもほど危険です。自分の命を顧みず殺そうとしてきますから、絶対に相手から目を離してはいけませんよ!!』


 ブルーの警告が頭に響く。

 とはいえ、言われるまでもなく警戒はしていた。その動きに対して、さっと身をかわす。

 だが、ゴブリンは休むことなく俺に飛び掛かってきた。

 しかしそんなもの俺に当たるわけがない。


 そんなやり取りを何度か繰り返した。

 今もゴブリンは休むことなく飛び掛かってきている。

 しかし、あまりにも遅すぎる。

 そんな単調でのろのろした動きじゃ俺には当たらない。

 だが、こちらにも決定打になりえる攻撃はない。剣を振ったところで当たりそうにもないからだ。


 でもそれはついさっきまでのこと。

 こいつの攻撃は単調なのだ。さらにこいつは空中では動けない、つまりこいつの移動経路は容易に予測できる。

 分析も大体終わった、踏み込みの角度や深さの情報さえあれば、速度の予測も立てられる。

 ゴブリンがひざを曲げた、大方俺に向かってとびかかるつもりだろう。

 でもな、いくら同じ行動を繰り返しても、俺には当たることはない。お前の負けだ。


 さっきみたいに、上段から斬り下ろすというのはかなり難しい。いくら遅いとはいえ、常に動き回っているため狙いづらいからだ、おそらく無駄なスキをさらすだけだろう。

 だから一撃で殺すために俺が取れる手段は、正面から受け止める。これだけだ。

 危険だと思うかもしれないが、俺には相手が攻撃の軌跡、速度さえも読める。

 フェイントの心配もあるが、おそらくそれは起こらない。

 どっちみち、こんなのろのろした動きなら見てから行動したので間に合う。

 こいつはもはや、夜中にぶんぶんと騒ぎ立てる羽虫どもと大差ない。

 もうこいつに勝ち目はないのだ。


 ゴブリンが俺にとびかかる。

 想定通りのルートだ。

 時間の流れがゆっくりに感じられる。

 あとはこいつの頭をぶち抜くだけ。

 少し上から…今だッ!!

 俺はゴブリンを地面に叩きつける勢いで突きを放った。

 ゴンっ!!っと鈍い音が響き渡る。


 地面にぶつけた衝撃ゆえか、ゴブリンの頭からは血が流れている。

 死んだか?

 ゴブリンの頭に刺さった剣を引き抜いたが、その穴からも血が流れて始めた。

 念のためゴブリンの顔を確認する。

 しかし、先ほどとは違いその瞳からは殺意どころか、生気すらも感じない。

 どうやら、うまく殺せたようだ。


『お見事です。アドバイスするべき点は見つかりませんでした。完璧です。』


 ブルーの声が頭に響いた。

 珍しいことに俺をほめている。だが、その声に喜びを感じることはなかった。

 生き物を殺したゆえの罪悪感?いや、違うな。

 今までに感じたことのない喪失感のせいだ。

 でもこれはいったい何なんだ?

 その考え一色に染め上げられていた頭に、その”声”は明瞭に響き渡った。


<新たなる”経験”(レベル)を獲得しました。これにより新しい技能(スキル)”対魔物術”を習得しました。>


 おや、新しい”技能”を習得したらしい。


『”対魔物術”。その名の通り魔物に対して非常に大きな優位性をもたらす”技能”(スキル)です。魔物に有効な”技”に加えて”基本技能”(コモンスキル)の中では珍しく、”経験”(レベル)を積めば身体強化系も習得できる珍しい”技能”(スキル)です。』


 解説ありがとう。

 魔物を倒したときに習得したということは、この”技能”(スキル)をさらに強化するには魔物を倒すという”経験”(レベル)を得ればいいのか?


『その認識で正しいです。ただし、レベルが上がれば上がるほど要求される”経験”(レベル)の量も増大します。また、死を覚悟するような激しい戦いほど得られる”経験”(レベル)の量は増大します。』


 うーむ、つまりいつまでもゴブリンを狩ってるのじゃだめだ、ということか。

 まぁ、魔王とゴブリンじゃ動きや肉体の強度も全然違うはず、こんな簡単には倒すことはできないだろう。もっと強くならないとな。


 俺がもっと強くなるぞ!!と決意を固めたとき、後ろのじいさんが話しかけてきた。


「いやはや、見とれてしまうほどの、素晴らしい腕前をお持ちのようで。」


 えぇと、そうでもないと思うが…


「いいえ、俺なんてまだまだです。それよりも怪我はありませんか?」


 見たところなさそうだが念のためだ。


「はい、少々足をくじきましたが、この薬草があればすぐに治るでしょう。」


 そう言って見せてきたのは、大事そうに抱えていた葉っぱだ。俺には何が違うのかわからないけれど、見る人が見ればわかるのかな。


「へぇ、俺には全然わかりません、よく区別がつきますね。」


「いやなぁに、長年生きてきてますから。これでも薬の調合と薬草の発見は村の中でも一番上手なんですよ。」


 これもいわゆる”経験”(レベル)の差、ってやつか。

 だが村か。このじいさん一人で帰れるのかな?

 足をくじいたって言ってるし…


 いろいろ考えていたところに、ブルーさんが、さも当然のことのようにある案を持ち掛けてきた。


『心配ならついていったらいいじゃないですか、そもそも私たちは街道に向けて移動しています。村ならおそらく街道沿いにあるでしょうし、さほど時間の無駄にもならないでしょう。』


 なるほどな、爺さんと一緒に歩く分多少のロスは出るだろうが、誤差の範囲だ。しかも目的の場所もほとんど同じ場所なのか。

 だったら、問題ないな。

 それに、せっかく助けたのにまた襲われたら意味ないもんな。


「すいません、俺は今から街道沿いに行きたいんですが、護衛もかねて一緒に行ってもいいですか?幾分この辺りには詳しくなくて。」


 念のため言っておくと、ブルーさんがいるので迷ったりはしない。

 だが、この言い方のほうが自然なはず。

 ていうか、ただ働きなんかしてしまったら、爺さんに負い目を負わせることになりそうだし。


「本当ですか!!実は私のほうからも頼もうかと思っていたのですが…いやはやありがとうございます。」


 そんなもの必要ない!!って言われたらどうしようかと思っていたが、そんなことはなかったので一安心。

 だが、うれしそうな声から一転、何やら不安そうな声でもう一つ頼みごとをしてきた。


「それとですね・・・あの、どうか私の、私たちの村を救ってはいただけないでしょうか!!」


 ・・・なるほど、これはあれだ。

 また面倒事だ。

 とはいえ、話だけなら聞いてみてもいいかも。


「まずは村に行きませんか?話はそこでしましょう。」


「っ!!ありがとうございます。」


 まだ了承したわけでもないのにめちゃくちゃ喜んでるな。

 まぁ、ものによっては頼まれてやってもいいだろう。

 そんなこんなで、俺たちは村に向かって移動を開始したのだった。

戦闘シーンは今まで書いたことがありませんでした、なのでここはこうしたほうが良い!!ですとか、ここが分かりにくい!!などありましたら、感想に書き込んでくださるとうれしいです。


少しでも興味を持っていただけた方、よろしければブックマークの登録をよろしくお願いします。


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