表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/52

ここまで、乳幼児期が長いのはなかなかないと思う

短いようで長い乳児期が終わった。

人妻に母乳で育てられるとは、何かのプレイのように感じながらも、

おっぱい魔人である俺としては、貴重な体験だった。

しかし、そんなおっぱいライフも1年で終わってしまった。

そう、離乳食が始まってしまった。

いつかは、やめなくていけない運命なのは、わかっていたが、

1年という早い別れに、何度も「何故、あの時もっと味合わなかったのか」

や「あの時もっとおっぱいを触ったり、なめたりしていれば」など

後悔が止まらない。

もう、金髪人妻おっぱいを触れないのかと思うと自然と涙が溢れてしまう

金髪人妻つっても、母親だけど…


「あら、テツったらなかなか乳離れできないのね」


「テツはほとんど泣かないし、夜泣きも1度もないから

心配していたが、ちょっと安心だな」


「ねえ、あなた、断乳はまだ早いんじゃない?

テツが母乳を欲しがらなくまで

あげ続けて、飲まなくなるまでの方法でもいいんじゃない?

それに、本にも1歳半くらいまで普通に上げている

ところもあるって書いてあるのよ」


そうだ、ご家庭によっては、コミュニケーションの1つとして

3歳まであげ続けるところもある。

だから、子どもからおっぱいを取り上げるなんてとんでもない!


「それに、離乳食食べていたら自然と乳離れすると書いてあるのよ

ほら!テツの目を見て!

゛ぼく、もう少し待ってくれたら乳離れできるです゛

って、いってる目よ!」


そうだ!そうだ!離れる気なんてさらさらないがな!


「いや、゛最低でも、3歳まで乳離れしねーぞ゛という

獲物貪るハイエナのような目にみえるが…」


ちっ、バレていやがる。


「妊婦の君を突き落とした犯人は、まだみつかってないし、

君がテツを大事にする気持ちは、よくわかるよ。」


あれ?今大事な情報がでた気がするが、

それどころじゃないんだ!金髪人妻おっぱいが掛かっているんだ!


「でも、このままじゃ君がテツに依存してしまう。

親が子のためにしてあげることは、大事なことだと思う…

でも、何でもをしてあげてこの子の可能性を潰してしまうのは、

ダメだと思う」


まるめ込まれるな、母親!

父親の悪魔の言葉に耳を傾けるな!

やつは、俺らの中を引き離そうとする悪魔だ!


「あー!あー!」


「ほら、テツも他のものも食べたいと言ってるよ」


言ってないよ!待ってるのって、ゲロみたいな見た目の

離乳食じゃん!負けるな母親!

子の愛情が欲しくないのか!

授乳は、子どもとの大事なスキンシップだぞ!

泣くぞ、泣くぞ、今までが嘘のように

嵐のごとく、ご近所もびっくりするくらい、

俺の体では、あるが制御出来なくなるくらい

すごいのいくぞ!いいのか!

もう、止められないかもしれないぞ、

いままでのイージーモード子育てから

ルナティックモード子育てに移行するぞ!

それでも、本当にいいのか!



「わかったわ、私も覚悟決めるね。

テツちゃんにとっても美味しいごはんつくるね

待っててね、テツちゃん」


畜生…





割といけんじゃねーか離乳食。

正直、筆が止まらなかった

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ