昔のことをある日突然思い出す
自転車でこけて怪我しました。痛い。
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くそぉ、マジで痛い…。
竜宮城(仮)からの帰り道に指名手配犯にして賞金首の青兵に襲われた。
話から俺の配達先の敵対勢力からの差し金のようだ。
俺はただのパシリなのに…。※人はそれを運び屋という。
中身も知らない物を運ぶただの子どもに殺人鬼に襲わせるって頭おかしいだろ。※中身はある程度予測してます。そして殺人鬼相手に真っ向勝負できます。
きっと、新しい助っ人とか新人とかと勘違いされたのだろう。最近はよく能力を使って配達していたのも原因だろう。
全く勘違いでひどい目にあった。
やっぱ殺人鬼半端ないな。
初手で拳銃ぶっ放しても驚くどころか笑っていたもん。
それどころか致命傷に追い込んでも笑ってたな。
二度と関わりたくねぇ…。
さて、何とか川に飛び込んで逃げれたが、傷がやばいな。
あの後、青兵は追いかけて来なかった。
そして丁度いいところに岸があり、現在は草むらに隠れて休んでいる。
後ろからパックリ切られている。
取り合えず能力で水が入らないよう皮を引っ張って出血を防げたが、青兵みたいにほぼ完璧に出血を抑えられなかったが仕方ない。
問題は意識がそろそろ切れるから切れた瞬間に能力が切れて傷口からドバっと出血するだろうな。
これは誰か助けがないと死ぬかもしれないな…あ、やべぇ…眠くなってきた…。
ああ、色んな思い出が駆け巡る…これが走馬灯かぁ…。
師匠には最近いろんな武術や武器の扱いを教えて貰ったなぁ。
あそこも世話好きな人が多かったな…まぁその倍以上にやばい人多かったけど。
あと誘拐した安藤は絶対ぶっ殺す。
その原因の叔父もさらにぶっ殺す。
ああ、園長には迷惑かけたな。
肉壁のやつ元気かな。
サクラもあと数年したらいい女になるだろうな。
母親にはもっと甘えておけば良かったな。
父親よ、早く帰れや…昔、俺を守るって言ったの嘘だったのかよ…。
ん?誰だ?この爺さん?
「やぁ、西郷くん」
思い出した!この爺さん、神だ。
ちなみに西郷は前世の俺の名だ。
これは転生前の記憶だ。
何でこんな状況になったかは、思い出せない。
「君の処遇なんだけど、色々と意見割れたんだよ。魂を消滅させたり、そのまま地獄にいてもらうとかあったんだよ」
物騒なこという爺さんだな。
でも当たり前と感じる自分が怖い。
「でも君って根っから悪人でもないし、ことの流れは理解しているよ。もしかしたら偉人や聖人になってもおかしくなかったからね。そんな君をその扱いは可哀想ってことで転生させることにしたよ」
ああ、俺ってこうして転生したんだ。
なんで忘れていたんだろう。
「君ってほら、魂と精神が別に分けたりして放置していた期間が長いし、今も魂だけだけだから転生する時に記憶のほとんどがなくなるかもしれないけど許してね」
おい、この爺さん大事なことサラッと言ったぞ。
「まぁ、君って□□を持っているし、大抵のことは何とかなるでしょう」
待って、何を持っているんだ?
思い出せない…。
「さぁ、君の新しい人生をどう過ごすかとても興味ある。
平穏に過ごすのか
英雄となるのか
君が前回出来なかったことをするのか
…それともまたたくさんの人を殺すのか
僕たちはとても興味あるよ」
たち?まだ誰かいるのか?
「…」
後ろに誰かいる。
黒いモヤが被っていて誰かわからない。これは、俺が思い出せないのが原因なのか、もともと黒いモヤを被っているのか判断できない。
「友よ、選別だ」
声から男だとわかる。いや、知っているからかもしれない。
男の手から光が放たれ、俺の中に入っていった。
「精神と魂は共鳴し合うものだ。
転生しても魂は一緒だ。お前の精神に魂が引っ張られてしまうだろう。
だがお前の場合はさらに□□まで精神と一緒にある。
これは、その予防策だ。これで最悪は避けられよう」
そういうと男は距離を取っていく。
「友よ、お前との時間楽しかったぞ」
そういうと男は消えていった。
すると爺さんがまた喋り始めた。
「話が終わったね。じゃあ転生させるよ!
これって君の好きだったゲーム風に例えると□□□□だね」
光に包まれていく。
畜生…ところどころで記憶が途切れて思い出せない…。
思い出さないといけないはずなのに…。
だが…そんなことよりも…
やばい…眠い…もう意識…が…持たな…い…。
バタッ
主人公の前世の名前は前から考えていた。
「西郷どん」とは関係ない。
あと、観てないのでどんな話か知らない。