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ラブサーフィン  〆の章  作者: エムト
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ダミ

ジェイとアイは、いろいろ話しながら、その時を静かに待っていた。

気配が現れるのを、待っていた。


そして、少しだけ、気をゆるめた時、気配が現われた。


ふたりの目の前に、一人の男が現われた。


「ジェミスか」

ジェイは聞いた。


しかし、相手の男は、聞いたことのない名前を言ってきた。


「いいや、闇のダミだ。待ってる奴の前に俺が相手をしてやろう。」


その時、ジェイとアイは、なんとも言えない恐怖を感じていた。

なんと、こいつの心が読めなかったのだ。そのことで地獄のフロム並の力を感じたのだ。




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