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ふたりの思い
ふたりの思い
ジェイとアイは、とりあえず、ワン氏の言葉を受け入れるしかないと判断した。
「わかったわ。マナは私たちの会社に、入ってもらう。
最初のステージ、ドラマの主役をやってもらいます。
ジェイもいいわね。」
「ああ、君の思う通りすればいい。」
『ジェイ、あなたの気持ちは見えるは、私の気持ちもわかるわよね。』
ジェイの心は、揺れていた。前の世界のアイとそっくりじゃないか、妙な気分であった。
もしこの女が敵だとしても、一瞬、躊躇が走るだろうと。
アイは、ジェイの心がマナに走らないかを、恐れていた。
その時は、絶対に自分を抑えられないだろううと。




