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移動させられた
移動させられた
アイは自分が移動したことに気づいたのは、自分がソファーに座っていることと、
アイの前に座っているのが、ワン氏ではないのが、わかったことだった。
まだ、体は動かないままだった。
前には、二人が座っていて、はっきりと見えた時に、愕然とした。
なんと、前に座っていたのは、前世で自分らを殺したディオとメラだった。
アイは叫んだ。
「お前たちは!!」
横からも同じく叫び声が聞こえた。
アイは横を見てびっくりした。驚くことばかりだった。
なんと横にいたのは、ジェイであった。
そして、なんと、ジェイの横に座っているのは、シューであったのだ。




