6/119
シューの正体
シューの正体
家に入ったふたりは、驚いた。
守り猫のシューはいなくて、普通の少年が立っていた。
その少年は、涼しい顔をして、ふたりが入ってきたら、ニコッと微笑んだ。
「君は、誰。それと、猫を見なかったかい。」
ジェイが聞いた。
「初めましてというか、さっき挨拶した猫のシューです。
この人間の姿が、この世界での本当のシューです。
僕には、変身の機能があります。
僕の名前は、シューという名前で、この世界に登録してあります。
僕とジェイとは、びっくりしないでください、
両親が同じで、兄弟という設定で、この世界に存在しているんです。
それと、僕は2体、存在しています。」