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ラブサーフィン  〆の章  作者: エムト
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前世とは違う

前世とは違う




この悩みは、前世の記憶が蘇って、二人が直接、逢った時から始まっていた。

これは、輪廻の度に悩んできたことであった。


彼らは、前世のことは覚えているが、前前世以前のことは知る由がなかったので、

輪廻の度の悩み事であった。特に今回は特別で、前世で会得した術は、今までにない特別なものであり、


ジェイとアイに、特別な愛の絆がなければ、得ることができないものであった。

それとお互いの死が戦いの中で、同時に訪れたこと、ジェイを殺した相手が


同じ世界に現れたことのため、前世の記憶が、この平和であろうと思われる世界の中で

戦慄を持って、現れたのである。


そのため、前世のアイとジェイの姿、顔、外形が、ふたりの脳裏に鮮明に蘇った。

もう、前世とは姿、外形は完全に違っていたが、特に顔の違いが問題であった。


特に、アイにとっては、大きな問題で、前世のアイは、この世のアイとは正反対の顔、形で

前世は、威圧感に溢れ、何事にも動じない、強い女性のいい顔であった。


しかし、輪廻した顔は、普通の女性の顔であった。


アイは。ジェイが、前世の自分を愛していたのであり、今の自分と会って、どう思ったのか、

まだ悩んでいたのだった。

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