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ラブサーフィン  〆の章  作者: エムト
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シューの秘密

シューの秘密




『タイガー兄弟以外の者5名の使う術は知ってるから、教えておく。・・・・』

そして、本物のダンは、すべてを白状した。


シューは、最後の言葉を聞いたところで、すぐにダンを地獄へと送ってやった。


それから、黒のエリアを抜けて、元の場所へ戻った。



『兄さん、すべて、うまくいきました。』


シューは。黒のエリアでの経緯と、かなりの情報を得たことを話し、

すべての得た情報を話した。


ジェイは、驚いていた。これほどの能力を持っていたとは、思ってもいなかったのだから。

『シュー、お前はすごいな。思っていた以上だよ。

俺より強いんじゃないか。』


『ジェイ兄さん、僕は、兄さんより先に死ねないんだよ。

そのため、僕らの母は、できる限りの力を、僕に与えたんだよ。


そして、母は言ったんだよ。ジェイより先に死ぬんじゃないと。』


しかし、一つだけ、心の奥の奥の方に隠している一つのことだけは話せなかった。

それは、話せないことの仕組みを母親が作っていたのだった。



その一つとは、

人間は必ず死ぬ。


しかし、人に似せて造られた人造の人間は、死ぬことがなく、

そのため輪廻も起こらないということであるが、


この輪廻とか、地獄とかは、普通の人間にとっては、絵空事であるが、

違う次元に行ける力を持つ者。違うエリアに行ける者にとっては、


これは、現実と思っているのであった。

我々が絶対にいけない次元があるのではと。


宇宙のすべてを壊すぐらいのエネルギーを出せる人間でないと

いけない超次元があるのではと。思っているのだ。


人間にとっては死とは能力ではなく、

必ず、すべての人に、いつかはやってくるものであるが、


未来人のすごい科学者である母は、

人造のシューに死という能力を与えたのだ。

ピノキオが本物の人間になったのと同じ機能をもたせたということである。


そのためもあって、どんな闇にも負けない力を与えたのだ。


そして輪廻についての知識と、地獄の知識を嫌という程、知識を入れられた。

そして正義とは何かなど。


正義を行えば、輪廻が訪れるんだ。これが基本だ。ということを。


地獄に行かないためには、悪を持って、人の生を奪わないことだと。


この母の組織は、秘密組織であり、組織内の科学知識は外部には出さず、

組織内部でのみ。醸造しているらしい。






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