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ラブサーフィン  〆の章  作者: エムト
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地獄の恐ろしさ

地獄の恐ろしさ




シューは、続けて言った

「君は知っていないのか。なぜ君らは闇なのかを。


他人を殺すのをなんとも思わないが、自分の死については、恐れているんだろ。

それは、なぜなのか。


それは、自明の理さ。


だからだよ、死に際は潔く、自分の行ってきた悪行を懺悔するか、もしくは、

これから、行おうとする悪行のすべてを、自白することだよ。ダン君、君の負けだよ。


これから行く地獄での長い苦しみも、少しは短くなるんではないのか。

これが僕が知っている君ら闇の本質だよ。


君ぐらいの技のあるものなら、感じているだろう地獄の恐ろしさを。


そして、その事実をさ。」

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