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ラブサーフィン  〆の章  作者: エムト
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風船が取り囲んだ

「貴様は何者だ。」

あと一人の闇が叫んだ。


透明のシューは、それに答えず、黙っていた。

そして、その透明のシューの姿が消えて、その場に本物のシューが現れた。


シューは、闇に向かって話した。

「君も暗黒の中で、見えるんですか。」



「ああ、お前は、誰で、ここはどこなんだ。」



「それは、教えられないが、君には、教えてもらいたいことが、たくさんあるんだよね。」



「ふざけるな。」



闇はかなりの数の風船を、その口から、吹き出した。

すると、その風船がシューの周りを、取り囲んでしまい、風船たちがそれぞれ合体し始めた。




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